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矢野住建 Create the ideal
簡単に妥協したくない方へ。理想を創る、宇都宮市の矢野住建ブログです
 



宇都宮市/A様邸で進行中でした基礎工事の方も無事予定通り終了し、いよいよ
明日「建て方」を迎えます。

ちなみに、この「建て方」とは建物の主要な構造材を組み立てる作業のことで、
何人もの大工でクレーンも使いながら”基本的に”棟上げまで行います。
 ※1.分かりやすく「上棟」または「棟上げ」とも呼ばれています
 ※2.今のような冬場は日が沈むのが早いので当日棟上げまで終わらないことも
     あります

今まで設計図面や基礎工事の様子しか見ていなかった建て主さんも、この建て方
が終わって建物の骨組みが出来上がったところを見ると改めて、

「マイホームを家を建てているんだな~・・・」

とつくづく実感されるそうです

明日の天気は「曇りのち晴れ」とひとまず雨の心配はなさそうなので、あとは
事故などもなく無事に建て方が終わってくれることを祈るばかりです。


ということで、前回のブログ(コチラ!) でご紹介しました基礎工事の続きから
本日建て方前日に至るまでの現場の様子をまたサクッとご紹介してみたいと
思います。

◆立ち上がり部コンクリート打設のための型枠組み終了


◆ミキサー車が到着し打設工事の開始です


◆コンクリートを流し込みながら同時に締固めを行います

※「締固め」とは、棒状の振動機を使って型枠の隅々まで
コンクリートを充填させ、かつ、混入した空気を排除する
ために行う作業です

◆コテを使って天端を平らにならします


◆ならし終わったところ


◆しっかり固まるよう養生期間をおいてから型枠を解体


◆2回に分けて打設を行うためこのような継ぎ目が必ずできます

※基礎の外周部は工事の最後の方でモルタルを塗ってきれいに
仕上げるので、最終的には継ぎ目は分からなくなります

◆次に「天端ならし」に使用する型枠をセッティングし


◆モルタルを盛って水平を確認しながら平らに仕上げます

※この作業を「天端ならし」と呼び、この仕上がりによって
建物の水平が決まるといっていい程大事な作業となります

◆仕上がるとこんな感じです


◆ここまでくると基礎工事もあとわずかです


◆玄関と玄関ポーチは少し高くなるためもう一度砕石を敷いて


◆このように一番最後にコンクリートの打設を行います


◆外周部の「埋め戻し」を行い、これで基礎工事の全行程が終了


◆次に設備業者による先行配管工事を行います


◆建物内部の配管の様子


◆翌日、いよいよ構造材の搬入です


◆木口の断面でプレカット材であることが分かりますね

※「プレカット」とは、柱や梁の継手・仕口を手加工ではなく
あらかじめ工場の機械で加工することで、高い加工精度により
建物の耐震性を高め、また、工期の短縮にもなります

◆基礎の中に土台が運び込まれ


◆土台引きの開始です


◆鋼製束と床下断熱材の受け金物の取り付けが終了


◆床下の断熱材はこのように土台と大引の間に隙間なく入れられます


◆足場の設置も始まりました


◆断熱材を入れ終わったら床合板(28mm)の取り付け


◆これで1階の床の施工が終了です


◆雨に備えてしっかりとブルーシートで養生し


◆こうして明日の建て方当日を迎えるのでした・・・



と、ここまで書き終えたところで天気予報通り雨が降ってきちゃいましたが、
明日の天気は本当に大丈夫ですよね?(・・・なんか心配


以上、木村でした



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