砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

福家警部補の挨拶

2014-01-29 00:59:15 | テレビ番組

最近放送されているドラマであるが、斬新な刑事ドラマだ。

決してこれを推理ものだと思ってはいけない。

昔、スプラッターホラー映画が流行った時期がある。

本来は、血みどろのおどろおどろしい恐怖映画なのだが、一つ手を加えれば死にそうになるくらい笑えるギャグ映画になる。ちょっと歳の性で題名を忘れてしまいましたが。

それと同じように考えれば、推理ギャグドラマと言えるかもしれない。

何でそれが決め手になるねん?っていうか、それって推理小説では反則やんか!というのが満載のドラマである。

第1話を見たときには、腹が立った。

第2話を見て、どうしてブローチが決め手になると思ったのかが不思議だった。

脚本が悪いのか?演出が悪いのか?と色々考えた。考えている時点で罠に落ちたも同然の状態になった。既に第3話が楽しみになってきている自分が怖い。

第3話を見て、愕然とした。いくら目を凝らしてドラマを見ても、常識に捕らわれては最後の結末を推理するのは不可能だと悟った。

次回からは、常識をかなぐり捨てて(あまり常識人ではないので容易かも)、ドラマを見ようと心に決めた。

きっと第4話は、犯人は福家警部補だと思う。視聴者は、福家警部補だと思いこまされていたが、実は、犯人は第1話の前に福家警部補を殺害し、そっくりに変装していたのである。すなわち、第1話から偽福家が推理して事件を解決していたのである。

こんな展開になっても驚かない。それほどこのドラマにはインパクトがある。

コメント
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