殺生石が割れたとのニュースが四，五日前にあった。
殺生石で思い出すのは岡本綺堂の「玉藻の前」という話である。
岡本綺堂の玉藻の前は、おどろおどろしい物語ではなく恋愛いや純愛について書いたものかな。
九尾の狐の恐ろしさは、殷の紂王を誑かした妲己の話と天竺の斑足太子に取り入った華陽夫人の話でさらっと流している。
そして今の時代に照らし合わせてみると、九尾の狐はロシヤで時の権力者を誑かしているのかも知れない。
恐ろしいことだ。
数日前のニュースでロシア大統領が「制裁を科すと言うことは宣戦布告と同じだ」とか言っていた。
そのニュースでは、プーチンの直ぐ近くに人がいるので違和感を覚えた。
最近のプーチンに関する映像では、プーチンと他の人の距離が離れすぎている映像が多かったからだ。
それがこのようにプーチンの周りに人がいるのである。
これはもしかしてプーチンの喜び組なのか？と思ったが違っていた。
Aeroflotの研修所を訪問していたときの映像だった。
ロシア国内向けのニュースだから戦争というイメージを出さないようにしているのであろう。
核の脅しを用いている大統領が女性に囲まれているという映像・・・・
ロシア以外の国では違和感しか湧かないであろう。
それにしても、アメリカ・ロシア・中国そして他の核保有国は滅んでくれたらよいのに・・
日本も核シェアリングとか自転車のシェアーみたいに簡単に利用できる便利なものだと考えている人がいるようだが、
アメリカが核ミサイルの発射権限を日本に完全に渡すと思ってるのかな？
あと、核自体を持ちたいという願望を持つ人がいるようだが、原子力潜水艦30隻ぐらいを持ってSLBMを発射できるのなら抑止力になるかも知れないが、国内の地上配備なんて狂気の沙汰だね。
