それが一番の問題

概要は後からついてくる

アドルフ コンスタン

2008年08月24日 | 小説
古典といわれる心理小説。

翻訳された文章だけど、それが妙にしっくり来る。
会話の内容が、普通の日本語ではあり得ないほど
ロマンチックだからかな。

うーん、、、男と女。大人と子供。

完全な答えはないな。

だから面白いんだけどね。

アドルフ (新潮文庫)
コンスタン
新潮社

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よりよき世界を求めて カール・R. ポパー

2008年08月24日 | 
そのまま写したいことばがたくさんあるけど、法律的にどうなのか知らないので、心に残したい点だけ。

不安定であるのは、生命にとって本質的なこと。

偉大な芸術家は自分の作品からすらも学びつつける学習者。

未成年とは、自分の力の使い道を知らない者のこと。

強い者から守られる権利を主張することは、国家の必然を承認することになる。

伝統は、制度と個人の意図や価値観を結びつける連結環を作りだすために必要。
これは、法の解釈などにも影響してくる。
道徳的観念に影響するものは、とりわけ大事。

プラトン→エリートが政治を司るべき
ルソー(まぁ、マルクスも)→大衆が政治を司るべき
ポパー(僕の勝手な解釈、見当違いの可能性大)→最悪の指導者でも害が最小ですむシステム

あと、資本主義について、、、だと勝手に僕が思いこんだパースペクティブ:
大衆が欲望や所有に対する野心をもつ今の時代、危険な面もあるが、貧困
を無くすためには必要。
なぜなら、貧困者が現状から抜け出すためには、それを変える意志が必要で、
その出所は欲望や野望だから。

んー、楽観主義者、、、といわれているらしいこの人の考え。
特別反対したい事柄は無かったけど、資本主義については、納得がいかない。

餓えだけが貧困じゃない、、、でも昔に比べたらマシなのだと言われたら
返す言葉がない、、、それでも働けど働けど暮らしは豊かにならない人々(世代、国)が存在する
、、、だとしたら所有に対する欲など捨てた方がいいのでは、、、。
みんなが物欲を捨てて一番困るのはhaves、、、ほとんどの人は困るだろうけど、、、
とんでもない不景気になりそうだし、、、。食料もそれを生産する手段の
メンテナンスもできない、、、
どんどん貧しくなって、外貨で食料を調達するために結局どこかの資本主義国家の餌食と化す、、、
つまり、止まったら負け、、、。


結局のところ、増えるものなど宇宙中探しても見つからない。形や所在が変わるのみ。
何かが増えたように思えても、誰かが確実に対価を払ってる。

それでも資本主義を好きになるがよし、か。

よりよき世界を求めて (ポイエーシス叢書)
カール・R. ポパー
未来社

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