NHK「その時歴史が動いた」 日出づる処の天子より~聖徳太子、理想国家建設の夢~ [DVD]NHKエンタープライズこのアイテムの詳細を見る |
時は500年代の終わりから600年代初頭。
功績は大きく2つ。
1つは、憲法を定めたこと。この憲法が、仏教や儒教の良い所取りで。現在の日本の精神
に通ずるところがある。ちなみに、第一条に「和をもってこれを貴しとする」とあり、
現代日本の和の精神に通ずる。
もう1つは、能力がモノを言う官僚制度を作ったこと。これを随の国に理解させ、
「倭」を国家として認知させた。
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子へ致す つつがなきや」
これは、随と対等な国交の始まりを宣言した言葉。
随は怒ったらしいが、当時の情勢で倭を敵にまわしたくなかったとので、結果として認めた。
天皇家の皇子として生まれ、その49年の生涯を民に捧げた人。