それが一番の問題

概要は後からついてくる

[再読]奇跡を起こした村のはなし 吉岡 忍

2011年05月02日 | 
奇跡を起こした村のはなし (ちくまプリマー新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房


要求するだけではいけない。
補助金を支給する側の不安や迷い、手間を取り除くまで考え説明して始めて補助金は支給される。

検討しすぎる前に行動する。
失敗の可能性がないことには、大きな成果が上がる可能性もない。
そして、成功/失敗は、人の粘り強さや信念に大きく左右される。

前回この本を読んだとき、自分も故郷を黒川村のように活性化させたいと考えていた。
しかし、僕の故郷はかつての黒川村とは違う。
人々が生きがいを感じているかは知らないが、少なくとも経済的に破綻しそうなわけでもはない。
大半の地方自治体と比べて恵まれた状況である。

僕は、まず自分の心配をするべきかも知れない。
それが、故郷にとっても良いことだ。
自分が望むことと故郷の活性化が深く関われば理想。
帰郷したら、この視点で街を見てみたい。


なにはともあれ、冒頭の2点はどこで何をしていようと覚えておくべきこと。

黒川村は、平成の大合併で中条町と合併し、「胎内市」と名前を改めた。
こちらが胎内市のリゾートの情報サイト:http://tainai.info/

黒川村の精神は生きているように見受けられた。
訪れてみたい。
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