奇跡を起こした村のはなし (ちくまプリマー新書) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
要求するだけではいけない。
補助金を支給する側の不安や迷い、手間を取り除くまで考え説明して始めて補助金は支給される。
検討しすぎる前に行動する。
失敗の可能性がないことには、大きな成果が上がる可能性もない。
そして、成功/失敗は、人の粘り強さや信念に大きく左右される。
前回この本を読んだとき、自分も故郷を黒川村のように活性化させたいと考えていた。
しかし、僕の故郷はかつての黒川村とは違う。
人々が生きがいを感じているかは知らないが、少なくとも経済的に破綻しそうなわけでもはない。
大半の地方自治体と比べて恵まれた状況である。
僕は、まず自分の心配をするべきかも知れない。
それが、故郷にとっても良いことだ。
自分が望むことと故郷の活性化が深く関われば理想。
帰郷したら、この視点で街を見てみたい。
なにはともあれ、冒頭の2点はどこで何をしていようと覚えておくべきこと。
黒川村は、平成の大合併で中条町と合併し、「胎内市」と名前を改めた。
こちらが胎内市のリゾートの情報サイト:http://tainai.info/
黒川村の精神は生きているように見受けられた。
訪れてみたい。