年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学 | |
クリエーター情報なし | |
プレジデント社 |
タイトルがちょっとツリ気味に思える。
原題は「The New Geography of Jobs」
直訳すると「雇用の新しい地理学」って感じだと思う。
結局のところ、一部の「旬」な労働者を除き、生活するためへの最低コストで
大抵の人の年収が決まる気がする。
勉強になったのは、下記のポイント:
・輸出可能な産業の方が、地域の成長に貢献できる。
(ヨガ教室による経済効果は、その地域内のやりとりにとどまる。外部からの流入にはなりずらい」
・ある都市が他の都市より飛び抜けて成長する背景には、「スター研究者」、「元締めになる企業」、公的な場合が多い「ビッグプッシュ」の要素が多い。
昨今のテレビ番組で見かける町おこし・再生は、伝統の再発見という切り口が多いけど、
この本は、工場・企業誘致などの大手企業に関わる切り口。
タイトルにある通り、「都市」の経済学。
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