万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1656 酒坏に1515

2015年03月05日 | 万葉短歌

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万葉短歌1656 酒坏に1515

酒坏に 梅の花浮かべ 思ふどち
飲みての後は 散りぬともよし  大伴坂上郎女

1515     万葉短歌1656 ShuD759 2015-0305-man1656

さかづきに うめのはなうかべ おもふどち
  のみてののちは ちりぬともよし 

大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=04-0563歌参照。
【編者注】題詞は、「大伴坂上郎女歌一首」。「冬相聞(08-1655~1663 九首)」の第2首。次歌左注に作歌事情。
【訓注】酒坏(さかづき)。散りぬ(ちりぬ=落去)。