万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1703 雲隠り1562

2015年04月22日 | 万葉短歌

2015-0422-man1703
万葉短歌1703 雲隠り1562

雲隠り 雁鳴く時は 秋山の
黄葉片待つ 時は過ぐとも  柿本人麻呂

1562     万葉短歌1703 ShuE080 2015-0422-man1703

くもがくり かりなくときは あきやまの
  もみちかたまつ ときはすぐとも

柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文に作者名なし。09-1709 歌左注参照。
【編者注】「献弓削皇子歌三首」の第3首。「雑歌(09-1664~1765 一〇二首)」の第40首。
【訓注】雲隠り(くもがくり=雲隠)。雁(かり=鴈)。黄葉(もみち)。時は過ぐとも(ときはすぐとも=時者雖過)。