万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2135 おしてる1966

2016年06月16日 | 万葉短歌

2016-0616-man2135
万葉短歌2135 おしてる1966

おしてる 難波堀江の 葦辺には
雁寝たるかも 霜の降らくに  

1966     万葉短歌2135 ShuE547 2016-0616-man2135

おしてる なにはほりえの あしへには
 かりねたるかも しものふらくに
=未詳。
【編者注】「詠鴈」(2128~2140、13首)の第8首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第140首。
【訓注】おしてる(押照)[下記注]。難波堀江(なにはほりえ=難波穿江)[大阪市中央区天満橋辺]。葦辺(あしへ)。雁寝たる(かりねたる=鴈宿有)。
【編者注-おしてる】「難波」の枕詞。対応原文は、03-0443(長歌)押光、04-0619(長歌)押照、06-0928(長歌)忍照、-0933(長歌)臨照、-0977押照、08-1428(長歌)臨照、10-2135押照、11-2819臨照、13-3300(長歌)忍照、16-3886(長歌)忍照、忍光、19-4245(長歌)忍照、20-4360(長歌)於之弖流、-4361於之弖流、-4365於之弖流。