2016-0629-man2148
万葉短歌2148 あしひきの1979
あしひきの 山より来せば さを鹿の
妻呼ぶ声を 聞かましものを ○
1979 万葉短歌2148 ShuE557 2016-0629-man2148
□あしひきの やまよりきせば さをしかの
つまよぶこゑを きかましものを
○=未詳。
【編者注】「詠鹿鳴」(2141~2156、16首)の第8首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第153首。
【訓注】あしひきの(足日木笶)。さを鹿(さをしか=左小鹿)。妻呼ぶ声を(つまよぶこゑを=妻呼音)。