万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2145 秋萩の1976

2016年06月26日 | 万葉短歌

2016-0626-man2145
万葉短歌2145 秋萩の1976

秋萩の 恋も尽きねば さを鹿の
声い継ぎい継ぎ 恋こそまされ  

1976     万葉短歌2145 ShuE554 2016-0626-man2145

あきはぎの こひもつきねば さをしかの
 こゑいつぎいつぎ こひこそまされ
=未詳。
【編者注】「詠鹿鳴」(2141~2156、16首)の第5首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第150首。
【訓注】秋萩(あきはぎ=秋芽子)。さを鹿(さをしか=左壮鹿)。い継ぎい継ぎ(いつぎいつぎ=伊続伊継)。恋こそまされ(こひこそまされ=恋許増益焉)。