万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2259 秋萩の2090

2016年10月20日 | 万葉短歌

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万葉短歌2259 秋萩の2090

秋萩の 上に白露 置くごとに
見つつぞ偲ふ 君が姿を  

2090     万葉短歌2259 ShuE650 2016-1020-man2259

あきはぎの うへにしらつゆ おくごとに
 みつつぞしのふ きみがすがたを
=作者未詳。
【編者注】寄露(10-2252~2259、八首)の第8首。秋相聞(10-2239~2311、七十三首)の第21首。女歌。
【訓注】秋萩(あきはぎ=秋芽子)。偲ふ(しのふ=思務布)。君が姿を(きみがすがたを=君之光儀乎)[02-0229妹之光儀乎(いもがすがたを)、05-0853(序)光儀無匹(よそほひならびなし)、08-1622妹之光儀乎、10-2259君之光儀乎、-2284妹之光儀乎、12-2883君之光儀乎、-2933君之光儀(きみがすがたに)、-2950夜戸出乃光儀(よとでのすがた)、-3007君之光儀乎、-3051君之光儀尓(きみがすがたに)、-3084妹之光儀者(いもがすがたは)、など]。