2016-1023-man2262
万葉短歌2262 秋萩を2093
秋萩を 散らす長雨の 降るころは
ひとり起き居て 恋ふる夜ぞ多き ○
2093 万葉短歌2262 ShuE653 2016-1023-man2262
□あきはぎを ちらすながめの ふるころは
ひとりおきゐて こふるよぞおほき
○=作者未詳。
【編者注】題詞は寄雨(10-2262~2263、二首)、その第1首。秋相聞(10-2239~2311、七十三首)の第24首。女歌。
【訓注】長雨(ながめ)。
【原文】10-2262 秋芽子乎 令落長雨之 零比者 一起居而 恋夜曽大寸 作者未詳