万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2265 朝霞2096

2016年10月26日 | 万葉短歌

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万葉短歌2265 朝霞2096

朝霞 鹿火屋が下に 鳴くかはづ
声だに聞かば 我れ恋ひめやも  

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あさがすみ かひやがしたに なくかはづ
 こゑだにきかば あれこひめやも
=作者未詳。
【編者注】題詞は、寄蝦(かはづ)。秋相聞(10-2239~2311、七十三首)の第27首。男歌。
【訓注】鹿火屋(かひや)[依拠本注=田畑を荒らす猪などを追い払うための火を焚く小屋らしい。] かはづ(蝦)[河鹿]。我れ(あれ=吾)。