2016-1022-man2261
万葉短歌2261 泊瀬風2092
泊瀬風 かく吹く宵は いつまでか
衣片敷き 我がひとり寝む ○
2092 万葉短歌2261 ShuE651 2016-1022-man2261
□はつせかぜ かくふくよひは いつまでか
ころもかたしき あがひとりねむ
○=作者未詳。
【編者注】寄風(10-2260~2261、二首)の第2首。秋相聞(10-2239~2311、七十三首)の第23首。男歌。
【訓注】泊瀬風(はつせかぜ)[奈良県桜井市初瀬(はせ)の風]。宵(よひ=三更)[08-1545歌注参照]。我がひとり寝む(あがひとりねむ=吾一将宿)。