万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3949 天離る3673

2021年05月03日 | 万葉短歌

2021-0503-man3949
万葉短歌3949 天離る3673

天離る 鄙にある我れを うたがたも
紐解き放けて 思ほすらめや  大伴池主

3673     万葉短歌3949 ShuI144 2021-0503-man3949

□あまざかる ひなにあるわれを うたがたも
  ひもときさけて おもほすらめや
○大伴池主(おほともの いけぬし)=08-1590歌注参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第60首。家持越中守着任祝宴歌十三首の第7首。左注に、「右一首掾大伴宿祢池主」。
【訓注】天離る(あまざかる=安麻射加流)。うたがたも(宇多我多毛)[「よもや」。12-2896歌方毛、15-3600宇多我多毛、など4か所]。思ほすらめや(おもほすらめや=於毛保須良米也
)[「思っておられるはずがあるものですか」]。