万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3977 葦垣の3697

2021年05月27日 | 万葉短歌

2021-0527-man3977
万葉短歌3977 葦垣の3697

葦垣の 外にも君が 寄り立たし
恋ひけれこそば 夢に見えけれ  大伴家持

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□あしかきの ほかにもきみが よりたたし
  こひけれこそば いめにみえけれ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第88首。末尾に「短歌二首」、の第2首。左注に、「三月五日大伴宿祢家持臥病(やまひにふして)作之」。
【訓注】葦垣(あしかき=安之可伎)。外(ほか=保加)。寄り立たし(よりたたし=余里多々志)[「一人ぽつねんと人を思うて立つさま」]。夢(いめ=伊米)。