2021-0507-man3953
万葉短歌3953 雁がねは3677
雁がねは 使に来むと 騒くらむ
秋風寒み その川の上に 大伴家持
3677 万葉短歌3953 ShuI145 2021-0507-man3953
□かりがねは つかひにこむと さわくらむ
あきかぜさむみ そのかはのへに
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。
【編者注】巻17(3890~4031、百四十二首)の第64首。家持越中守着任祝宴歌十三首の第11首。次歌左注参照。
【訓注】雁がね(かりがね=鴈我祢)。騒く(さわく=佐和久)。秋風寒み(あきかぜさむみ=秋風左無美)。