平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

2018 つくばマラソン レース/親子対決

2018-11-26 |  フルマラソン 親子対決

さて、レースです。
気温10度弱、無風快晴。日中の暑さが懸念されます。
ワタクシ達は4時間申請のFブロックからのスタートです。ここ数年ウェーブスタートが採用されていて、後方スタートのこの位置では酷い混雑もなく快適です。

親子対決となった今回、息子らのコンデションは。
長男:キックボクシングのトレーニング継続中。たまに5km程のランニングらしい。2年前より5kgは体重ダウンしているので、こりゃサブ4いけるでしょ。
次男:2週間に1回5kmのランニング、これは俺様の敵ではないな。

ワタクシの今回の作戦は、”ゆっくり・ゆっくり”。ひたすら脚を温存で行きます。PB更新は過去の夢。
具体的には6分/kmの維持です。これだと4時間以上かかるので、前回の長男の記録4:19が目標ラインってところです。

前回はスタート後さっさと分かれてしまったのですが、今回はどういう訳か息子らが傍を走っています。オイオイ、お前らをアテンドするつもりはないぞ!。
5kmも進むと体が温まったのでしょう、長男がススッスっと前に出ていきました。次男はまだ傍にいます。フルM初回の次男に少しはアレコレ話しながら走ってやりますよ。

10kmでは徐々に次男もワタクシの前に・・・。しばらくは息子の後ろ姿を見て進みます。予想外にコイツ走れるのか?。ひょっとしたらやってしまうのか?。そんな訳はないだろう・・・。
17km。どうやら次男の脚も売り切れた様で、前に行かせてもらいます。
その後もワタクシはまだまだ我慢の走り、ペースを抑えて抑えて・・・。

29kmの折り返し往復区間。先行した長男が手を振るではないですか!。その距離約1km。脚を温存してきたワタクシはここで追いかける選択をします。自身初めてのフルMでのペースアップですよ。まだ先があるので脚を守って小股で小さく小さく、自重しながらのペースアップです。
正直、息子に勝てるものなら勝ちたいのです。まだまだ負けたくない。

彼を抜かしたのが33km。想定より早く追いついてしました。体のダメージが心配。
追うより追われる方が不安なもんです。まだまだ先は長い。脚に負担の掛からないペースを探します。鈍足でも落ちてくるランナーが多いので気分はいいです。このまま行きましょう!!。

Finishは4:15。想定目標はクリアしましたけど、2年前の自分には勝てませんでした。
今回、初めてのネガテブスプリットになりましが、こういうペース運びは良かったですね。後半上げて終われるので充実感があります。成長の頭の見えたワタクシには新しい楽しみ方が見えて発見になりました。まだまだランニングが楽しめそうです。

さて、長男坊は30kmで失速し始めて、その後は辛いレースになったようです。
でも、レース後に楽しかったって語ってましたから、まぁそうなんでしょう。
キックボクシングやって殴られたり蹴られたりするのが好きなのでMなのでしょう。辛いのが大好きなのです。

さてさて、心配な次男坊。25kmの鍼灸サービスを利用したそうです。そもそも何でそんな所で針打ってもらってんの。そんな時間があったら走れよですよね。その後5km歩いて30km関門に3分足りなくてリタイアバスに収容されたそうです。


今回ワタクシ自身も楽しめましたし、今後のランニングライフにも繋がりました。
長男にはフルMは定着した気がします。その気があれば、また走れるでしょう。
次男には、リベンジしろ!。とかは言いません。人生のどこかのタイミングで走る機会があればいいと思います。それは60歳になって走り出してもいいし・・・。

フルマラソンに託けて、人生とは~とか、努力とは~、なんていう説教がましい事は語らないのです。




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