平地トレイルランナーの憂鬱 

~7年掛かって信州三大100kmレースを完走。まだまだFinishの充実感を求めて走ります。~

キリマンジャロ登山の思い出 ⑥トラブル&ハプニング

2019-03-08 | キリマンジャロ登山

トラベルとトラブルは一文字違い。旅行にはトラブルが付き物です。
10日間の海外遠征、6日間の登山の間、何もない訳はありません。いっぱいありました。

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まずはワタクシのことから・・・。主に体調不良です。

登山1泊目の晩。お腹がゴロゴロして強い悪寒が・・・。
便秘からの下痢。トイレとお友達な夜になってしまいました。
海外の食事を珍しがってパクついたのが悪かったのでしょう。
これは下山も考えなくてはならないかとさえ思った程です。
翌日からは食欲がない訳ではないんですが、怖くて食べられない・・・。
軽い食事に抑えておきました。(たっぷり食べて体力維持したかったのですが)

食べられる様になったのは3日目夕食から。でも5日目午後にはまた下痢が再発してしましました。

サミットアタックの下山時はウェアリングに失敗して、汗冷えで悪寒がしだしましました。
このまま熱発してしまうかとも思ったのですが、大事にはいたりませんでした。
ストレスは弱いところに出るのでしょう。出てきた症状は上記の2度目の下痢。

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今回、高山病予防薬のダイアモックスを多くの方が服用しました。
副反応として頻尿になります。特に夜間。
1泊目の夜から飲み始めて、6回、4回、2回、1回、と夜間のトイレ回数は皆さん減少だったようです。(日中は回数増加はなし)
減少傾向なのはどうも水分不足だったらしいです。
冷え込む夜間にトイレに出掛けるのは、メチャ、億劫。

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今回、下痢になる方が多かった様です。
別にばい菌がいっぱいある訳じゃなくて、環境の変化のせいでしょう。
胃腸薬&トレペ、大事です。

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登山4日目。1名が風邪症状でアタックキャンプまで上がらず、ベースキャンプに停滞。
登り始めたのですが、不調の為引き返しました。
登頂を断念したのです。(涙)

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1名はサミットアタックからの下山時に呼吸苦が発生して、救急車を呼ぶかっというところまでいきました。
幸い重症ではないだろうということで、翌日に車で下山しました。
(ベースキャンプ・ホロンボハットまでは車が入る)

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同行した現地ガイトが大きな落石の下敷きに。
聞くところによると、乱暴に下る登山者から別の登山者を守る為に浮石に乗ってしまったのだとか。
で、ヘリコプターの出動となりました。下腿骨の骨折だとか。
彼の社会補償と現地の医療状況が気になります。

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重症高山病患者は担架で下山。
サポートは5名体制。4名が搬送で1名荷物係。
登山中3回見ました。


担架はこんな感じ。
ちゃんとサスペンション付き。

担架輸送とベースキャンプまでの輸送車は無料で入山料に含まれているらしい。



大キリマンジャロ山、そう簡単には登らせてくれないよ~。





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