心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

2019年08月27日 | お侍さん
当家は築二十四年のマンション四階に候。

入居以来二十年ほどは、奴とは無縁であった。

奴とは何奴?
そう、そいつは高速走行の黒い奴。


「ゴキブリ」にござる。


昨今、出没し候。


「ぎゃ-!!ヤツがいる~っ!!パパ何とかして~!」
会社にいる拙者にどうしろと言うのだ??電話をするな!

そのくらい、おなごには大事件のようである。

それがしは、幼少期に裏山背負った築五十年(当時)の家屋で育ったゆえに、
クモ、ヘビ、虫系は比較的強きに候。


昨夜も小粒な奴が出没し、
「んギャ-!!」「ぱぱぱぱぱぱ!出たぁ!」
右往左往の大騒ぎに候。


「むぎゅ」
瞬殺した拙者に奥方は「ゴキブリ捕ってるパパは、最高にカッコよく見える」
もっと他で褒めるところは無いのであろうか。


しかし諸君、こやつはゴキブリ界では雑魚。
二軍、いや三軍のチャバネゴキブリなのだ。
こんなもので腰を抜かしていては、本物が出た時にどうするのだ?


ゴキブリ界の帝王、「クロゴキブリ」(黒光りのやつね)は追いつめられると飛ぶぞ。大きいぞ。
あの制空権を奪われた恐ろしさは、今思い出しても背筋が凍る。
仕事人の拙者でも命懸けだ。


しかし、拙者も武士の端くれ。「無理ぃ~」などと申してはおれん。
次回も皆の期待を背負い、一刀両断、見事成敗して進ぜよう。



(マメ知識)
帝王「クロゴキブリ」の寿命は4~5か月!
一度その姿を発見したら、「しばらく一緒に住んでいる」と思って良いでしょう。(^^)
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洗濯で平和な世界へ

2019年06月07日 | お侍さん
昨今、当家では夫婦喧嘩が激減して候。

五年前の戦国時代には、些細なことでも一戦を交えて連戦連敗。
幾度となく「全く歯が立たぬとはこの事なり」と反省し候。


転機となりしは、それがしの「洗濯」

奥方の洗濯における数々の掟を忠実に再現し、
今では、全体のほぼ八割の洗濯物を、お咎めも無く片づけて候。

戦のきっかけとなる奥方の傍若無人な言動は多忙なときに多しと推測。
我ながら完璧な策である。




なぬ!!?

「それはただ、尻に更に敷かれ、ひらっひらになっているだけ」
と今言ったのはどの輩だっ!?

名刀正宗で真っ二つにしてくれるぞ!!
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電車で足を組んではいけない

2019年03月15日 | お侍さん
「電車が混んでおるのに足を組んでる輩、あれは一体全体何なのだ」
つり革にやっと掴まっている人には迷惑千万に候。


「んんん~っ!」
頑固おやじ化による気の短さ著しい拙者は思うのである。


足が短くて組み切れず、必要以上に突出している様は、
間抜け以外の何物でもない。



自慢の名刀正宗で、その足を切り落として進ぜよう!!



と、つり革に掴まりながらよく妄想します。
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寝て治るのはまだまだ若い証拠

2018年12月17日 | お侍さん
拙者、不覚にも風邪を召して候。

「日々の鍛練により風邪などひかぬ!皆のものたるんでおるぞ!」
と豪語していた矢先にである。


何やら酷く疲れた金曜の夜。

極寒の中、深夜の帰宅ウォ-キングを30分もすれば、
お鼻が華厳の滝になるのは、誰にでも容易に想像できて候。

「家族で調子悪くなるのは、いつもあなたね」

風邪知らずの鬼の鉄人、奥方はそれがしの体を心配するでもなく、
健康一族から逸脱した落ちこぼれのように扱うのであった。

「うぅぅぅぅ・・・・・・無念。」



拙者の風邪の症状は、決まって「鼻水」おんり-である。
熱も咳もでないのだが、華厳の滝では何をしていても辛い。

しかし、不幸中の幸いであった。

土曜日でお勤めは無し。拙者は最低限の家事を済ませ、
「んもう、寝ちまうもんね!」

とにかく、ひたすら寝まくって候。

そして、翌日日曜。

見事、復活を果たし、週末の買い出しの運転手兼、荷物持ちを滞りなく承ったのであった。


「えらい!」


ちなみに
「このスピ-ド復活も日ごろの鍛錬の成果である。」

それがし家長の訓示は、だれも聞いていなかったのは言うまでもない。
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いやそれは違う

2018年04月26日 | お侍さん
「最近あなたは、頑固で困る。年かしら。」と奥方。


いや、それは違う。

その横暴な態度に「はは~っ」と恐れ入ってばかりでは、
その不満が蓄積され、いつの日か拙者は些細なことで刀を抜く。


そして合戦の火ぶたが一端切られれば、どんなにわが軍に理があろうとも、
おぬしは、徹底的に打ちのめしにかかるではないか。

よって、拙者は戦法を変えたのである。


「えっ?嫌だよそんなの。」

取りあえずは、理不尽な申し出には抗議する。

結果的に、その殆どがくつがえる訳であるが、
意向を伝えるのは、遺恨を残さない賢明な心得であり、事実、長期戦は近頃激減して候。


ちなみに
奥方に「何だよそれ?何様のつもりだよ?」と申せば、

「えっ?何様? 決まってるじゃないお姫様よ。」と未だに即答。

何言っちゃてんだよ、歯磨きして「おぇ~」とかなっちゃってるくせに。
と思っても、言わぬが仏の彦左衛門である。
(誰だ?彦左衛門って)
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半端なく容赦ない

2018年03月06日 | お侍さん
昨今、それがしは江戸に参勤することが多く候。

当初は田舎侍であること悟られまいと、
肩に力が入れど、時を重ねる度に慣れて候。

昨日の行程は「代官山」から「渋谷」に渡り「新宿」

「これぞ江戸」

「ふふふふ・・・・もう拙者も慣れたものよ・・・・ふふふ」

出立には、心なしか楽しむ余裕すら垣間見れた・・・・・・・


が、しかし!しかし!

昨日は途中から、御上より警報の出るほどの暴風雨。

拙者は、重い大事な荷物をかばう余り全身ずぶ濡れになり、
一生工事中の渋谷の迷路に翻弄され、結局グダグダになって候。


これを読んでいる同志にお伝えしたい。


江戸のビル風は、半端なく容赦なく候。


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負け戦

2018年02月19日 | お侍さん
完璧な負け戦である。

奥方の言いたい放題に堪忍ならず、刀を抜いて候。

「殿~っ!なりませぬ!ここは辛抱あるのみでございます!」
それがしの心に宿る軍師「黒田堪忍」の声に気づくも、既に時は遅し。

敵の総攻撃により一面焼け野原と化し候。



拙者はお風呂に敗走し、身を隠しておったが何やら聞こえてくる・・・・・。

「私には口で勝てないのよ。だって私悪くないもの。
パパね、今100倍返しにあって凹んでるわよ。」

要らんことを娘に話しておるではないか・・・・・・・。
(換気扇のダクト繋がりで、大きな声は聞こえて候。
うちは潜水艦じゃねぇっつうの候)

ここで反撃に転じて、無駄な血を流すのは得策ではない。
その後も、二言三言いわれ申したが、「はいその通り」と顔に書いて候。

ただ、
「風呂で聞こえてたよ」と一言だけ言い、若干勢いが納まり候。
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これにてすっきりして候

2018年02月14日 | お侍さん
本日、江戸に出陣し候。

御用向きは江戸の耐震審査機関。

ん~敵ながらあっぱれ
我が方は苦戦を強いられ本日三回目の出陣である。


それはさておき
「やっぱり江戸のビル群はすげぇ」


常々思うのが、あの迫力と斬新さは横浜村には無い。


よって「んんん・・・・どうしても見上げたい!」


ここ江戸では、口をポカンと開けて上を見ている間抜けはおらんが、
拙者もすでに自称江戸上級者。良いではないか。


時は熟したり!
「カッシャ!」

んがはははははははっ!!

思いっきり仁王立ちして写真を撮ってやったわい!



おっ!!化け物もおるではないかっ!


あ~これにてすっきりして候。
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一言って大切。

2018年02月02日 | お侍さん
本日は一の姫の大学入試。
生憎の天候により、拙者が江戸の学校まで送ってきて候。
無論、お勤め前にである。

昨日は電車が人身でダイヤが大混乱。
試験場に向かっていた姫はパニッてしまい、完全に自信を無くした翌日の降雪。

父が立たずして、誰が立とうか!

「行くぞ娘よ!」

朝6時に出立し、いきなり来たバスが満員状態。
「我らは乗るぞ!まだ後ろは詰められるではないか!スマホ見て知らん顔するでない!」
拙者の殺気が通じたのか、詰めて頂け申した。

今日は、江戸の電車も恐くはない。
「ご免なすって!ご免なすって!」


拙者、朝から江戸へ往復3時間。
とにかく、無事間に合いまして候。

あ~よかった。



あ、今日思いましたのが、
あの殺伐とした東京の満員電車でも
「あ、すみません降りま~す。ごめんなさ~い。」
と落ち着いた声で言って通れば、皆さん直ぐに道を空けてくれるのです。

一言って大切ですね。


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いざっ!

2018年01月10日 | お侍さん
拙者、これより江戸に討ち入るでござる。

今回初めて出す、東京の耐震判定機関。

相手に不足はない。

全国でも建物の耐震化では1,2を争う横浜で、
拙者は長年揉まれてきたのだ。

江戸奉行所では、どのようなお裁きがあるのか、
お手並み拝見といこうではないか!

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