心穏やか委員会

笑い飛ばせば気分は上々。

懐かしのノザワヤ

2013年11月08日 | ご幼少のみぎり
「き-っ!買って買ってぇ!き-っ!」
道ばたで、小さな男の子が暴れて訴えていました。
お母さんは、鬼の形相で完全無視をキメ込んでいるし
彼の願いは地球が滅亡しても叶う事はないでしょう。

僕は幼少の頃、粘りで勝負したものです。
昔、伊勢佐木町には「ノザワヤ」(後の松坂屋)という立派なデパ-トがあり
休日には家族連れで賑わっていました。
(今あの周辺は、多国籍軍とディスカウントショップに占領されてます)

僕の母方のおばあちゃんが黄金町に住んでいた関係で
毎週末には伊勢佐木町を通るわけです。

お目当ては、おもちゃ売り場のミニカ-。
「見るだけ。見るだけだから。」
ショ-ケ-スの前に座り込みです。

「もう!ひとつ買ってあげるから行こう」
この譲歩に持ち込む作戦な訳ですが
今思えば、給料日前とか、大人にも色々事情があって
粘ってる息子の後ろ姿を見るのが辛い時もあっただろうなぁ。

懐かしのノザワヤのエレベ-タ-

これを見上げて
「よっしゃ!今日はゲットするもんね!」
気合い入れたのを思い出します。
コメント (2)
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