公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

どうして乗れないの?

2006-10-17 06:44:20 | 競馬

今週の競馬はもちろん、メイショウサムソンの三冠馬達成なるかどうか、ということ。

だがその話は翌日することにして、過去そのサムソンとは3勝3敗と全くの五分。前走の神戸新聞杯ではサムソンをG前交わして勝ったドリームパスポートの鞍上はどうやら横山典弘騎手になるようだ。ちなみに横山騎手が鞍上ならば、昨年9月の未勝利戦以来2度目となる。

あれっ?ってまたお思いの方も当然のことながらおられるだろう。

「高田じゃなかったっけ?」

そう、ドリームパスポートの「主戦」といえば高田潤騎手であるが、日本ダービーに続いて菊花賞でも騎乗できないことに。

http://db.netkeiba.com/horse/bbs/2003102720/

ま、確かに菊花賞のようなクラシックレースともなれば、馬主も調教師もどうしても「勝ちたい」から、鞍上も万全の体勢で挑みたい。横山騎手ならば菊花賞はもちろん、ほとんど似たような距離で行われている春の天皇賞も勝っているし、コース実績としては申し分ない。が、しかし・・・

神戸新聞杯で勝利に導いているというのに、

「何だ?「使い捨て」かい?」

と思われてもおかしくあるまい。

それにしてもこの馬の鞍上はあまりにもコロコロと替わりすぎる。

これまで10戦しているが、2回続けて同じ騎手が騎乗した試しがない。過去3勝のうち、安藤勝己騎手で2勝しているが、一応、「主戦」は高田騎手であり、過去4回騎乗はこの馬の鞍上としては一番回数が多い。そればかりか、調教ではいつも高田騎手が乗っている。

しかし、勝利に導いたのは先日の神戸新聞杯が初めて。あとは2着2回(皐月賞含む)、3着1回である。

メイショウサムソンが調教・実戦ともいずれも石橋守騎手が騎乗しているのとは対称的。ま、その対称さが「互角の勝負」をこれまでもたらしてきたともいえそうなわけだが、レースのたびごとに鞍上がコロコロと変わっていたんでは、馬のほうも微妙にその違いってものを感じてしまうんではなかろうか。

とはいってもドリームパスポートはこれまでなんと4着以下が1回もなし。皐月賞2着、日本ダービー3着の実績からいって、今回こそは勝利を、そして宿敵・サムソンの三冠阻止をと当然意気込んでいるドリームであるが、「またしても」乗り替わりというのがどう本番で出るのか?無論、結果往来ならばそれに越したことはないが、そうでない場合は、

「ドリームパスポートはやはり高田が一番合っている」

というファンが多いだけに、菊花賞後の「評価」も注目されるところである。

コメント (10)
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