公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

濱ちゃん優勝

2006-10-25 10:32:26 | 現場レポート

                (写真は笠松競馬HPより)

24日、園田競馬場へ。

この日は先月誕生月ながらも、ポイントカードのリーダーライター機が存在しない姫路での開催ばかりだったため、

「9月の誕生月の方は10月中に案内所に申し出ていただければ誕生月ポイントとして10ポイント加算いたします。」

との話につき行った次第。

ちなみに園田のポイントカードの特典は

・20ポイント溜まったら「出石そば」など概ね350円の商品

・30ポイントで「岩海苔」など概ね500円の商品

・50ポイントで園田独身騎手ユニット、「アドノスセブン」のストラップなど

・80ポイントで指定席招待券

・100ポイントで騎手との写真パネル

ということになっているみたいだ。

私は園田にある「兵庫県物産店」において、前々から出石のそばを買っていたので、それが交換できるというのはありがたい話であり、既に1回交換してもらったことがある。

ところで80ポイントで指定席招待券とのことだが、これははっきりいって園田に通いつめている客でない限りはほとんどムリ。というか、「園田・姫路指定席スタンプカード」というやつがあって、これを10個溜めれば1回「タダになる」ので、こちらのほうがはっきりいって「得」かも。こちらもこの間、1回全部溜まったので、タダで入ったことがあったが。

ちなみに私は、この園田のポイントカードとか、はたまた指定席スタンプカードというものができてから俄然、園田へ行くようになった。それ以前ははっきりいって正月とかお盆とかGWぐらいしか行かなかったが。

それに指定席もソフトドリンク飲み放題。また平日だと客入りも少ないのでゆったり。但し年末年始やGWあたりの日になると、飲み放題のソフトドリンクはあっという間になくなってしまいます。ご注意を。

また、園田一の予想屋、大黒社も、

「じゃ、これもっていって。」

ってアメを必ずくれるようになった(姫路ではなし)し、まぁ、園田も随分変わった?し、また大変これらの面からすると行きやすくなった。しかし。

馬券は取って損ばっかりになってしまったねぇ・・・

大黒社の予想を参考に、競馬キンキの予想も絡ませて馬券を買うやり方で、今年の上半期においては、儲け話がほとんど?だったのに、先月の姫路、そして今月の園田「2戦」は取って損ばかり。この日も。

大黒社の話では、

「前半は荒れん。後半はおもろい」

という話だったし、私もメインとなるWSJS選定レースは本命サイドに落ち着きそうと思った上に、新人騎手ばかりのレースである9レースがキンキを見るとかなり印が割れていたし、しかも大黒社お得意の、キンキの無印馬をドーンと穴馬抜擢しているレースがこの9レース。ちなみに大黒社は4番を穴馬に抜擢。それまで休憩。

そして9レース。その4番に注目していたんだが、スタートの出は良かったんだが、先手が取れず。何かこの表現だと、とある方ではないが、

「おーっと!●●騎手、どうしたんでしょうか?先手がとれませんでした!」

といいたくなるんだが、それは力のある馬だからこそ。ま、4番にはそんな力はないわ。

レースは買ってない「西島」騎乗の10番が逃げて粘る展開。

「おい、ペリ(競艇の西島義則選手を指すあだ名?)!早く垂れろ!」

と言って、その馬はG前直前で下がったんだが、結局、キンキの本命・対抗決着。ああ~。

もう今日はこれでやめや。

さてメインのWSJS地方代表選定10レース

盛岡で2戦が終了時点で、トップは笠松の濱口楠彦、2位はホッカイドウの山口竜一、3位は今やMr.地方競馬の内田博幸となっていたが、この3人の騎乗馬が激しいデッドヒートを展開。

人気薄の今野忠成騎乗のキクノブラックが快調に逃げ、大逆転を狙う的場文男のビュシュロンが3角で大捲りを敢行するも直線で伸び切れず。一方、山口騎乗の3番人気・スキャターザダイヤが4角で番手に入って直線で抜け出しを図る。しかし中を割って濱口騎乗のロゴス、さらには1番人気の内田騎乗のジョウショーカムイが外から突っ込んでくる展開。しかしスキャターが他を退けて勝ち、ジョウショー2着、ロゴス3着。

というわけで、この時点で濱口と山口が46Pで並び、内田が40Pで3位。4位の30Pで的場がつけ、優勝争いはこの4人に絞られた。そして最終レース。

このレース、断然1番人気の高知の赤岡修次騎乗のバンブーフリットが圧勝したレースだったが、上位陣はどうだったかというと、濱口が初手から3番手争いをしているのに対し、山口、内田の両騎手はお互い牽制しあう形でなんと最後方及び後方から2頭目。先手必勝の園田でこの位置となっては、着を拾うのは難しい。

結局、内田は直線で6着には持ってきたが、46Pどまり。そして、馬券どころか、着順掲示板にすら絡まないシーンで「ドラマ」が。

懸命に山口が追ったんだが、わずかに半馬身差、濱口が「先着」。そしてこの半馬身差が優勝と2位争いを決定付けるものになった。50Pで濱口が49Pの山口を押し切り、第二回のWSJS地方選定総合優勝。さらに年末、阪神で行われるWSJSの地方競馬騎手代表として、JRAに推薦されることが決まった。

http://www.keiba.go.jp/topics/2006/1024.html

指定席で見ていて、

「オーッ!濱ちゃんの「勝ち」やな」

と思って、確定前に早速大黒大師匠のブログにコメントを入れたところ、大師匠はこの結果を知るや、CS放送を見て号泣したとか

「ホンマは今日は休んで園田行きたかった。それに今日は自分で馬券買うて大損食らったし。でもBODの話やと大黒社はスカタンばっかりやったそうやし、濱ちゃんが優勝したんで、ああ、よかった!よかった!」

とのこと。

私もこの濱口騎手については、よく笠松へ行く関係上、なじみの騎手でもあるし、また、競輪の同じ「濱口」姓の高彰選手と風貌や飄々さが似ているので、2人は「兄弟なのか?」といつも思ってたりしていたもの。

濱口騎手といえば、スズノキャスターが主な騎乗馬だったかな。

ま、WSJSは濱口楠彦が地方代表として出場することになりました。

コメント (2)
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