首都圏大雪 気象庁が釈明会見 南岸低気圧の影響で予想困難に(FNN)
気象庁は14日、「東京23区で積雪の可能性は小さい」と予報していた。気象庁は15日午後、なぜ予報は外れたのかなど、異例の釈明会見を行った。気象庁の内田裕之主任予報官は、15日午後3時ごろ、「朝の段階から、雪という予報が出せればよかったんですけど。気象予測というのは、ある程度、不確定な要素も含みつつ、情報を発表しているのが現実ですので」と語った。
気象庁の予報官が、異例の釈明を行った。14日午前5時45分に気象庁が出した気象情報では、東京23区については「積雪となる可能性は小さい」としていた。ところが、予報は外れ、東京でも8cmの積雪を記録した。タクシー待ちをする人は「(何分ぐらいタクシーを待っている?)1時間半ぐらいかな。天気予報は雨だったでしょう。雪じゃないですか。びっくりしましたよ」と語った。
想定外の積雪は、3連休の行楽帰りの多くの人を直撃した。交通事故も多発し、多数のけが人が出た。
内田主任予報官は15日の記者会見で、予報が外れた理由について、「冷やされた空気が、関東の南部沿岸まで南下してきて、沿岸部でも雪が降って、気温が低いために積雪となった。沿岸のところまでは、気温は下がらないと考えていたので、みぞれとか、雨とかが主体と考えていましたが、そのところの予想が難しかった」と語った。冷たい空気が予想よりも南下したため、東京都心でも気温がグッと下がり、雨ではなく雪になったと説明した。気象庁が予想していた東京都心の14日正午の気温は5度だったが、実際には0.8度と、4度以上も低くなった。今回、関東一円に大雪をもたらしたのは、日本列島の南海上を東に進んでいた、いわゆる「南岸低気圧」だった。
しかし、この南岸低気圧がからんだ雪の予報が外れたのは、今回だけではなかった。
2010年2月には、気象庁が大雪の予報を出したものの、ほとんど雪は降らなかった。
また、2012年1月に、東京で4cmの積雪があった際には、当初、都心の積雪は1~2cmと、実際よりも少ない予報を出していた。
フジテレビの三井良浩気象予報士は「関東で雪がからむ気温予想というのは、過去の事例を見ても、ずっと当たらない。(気温が)1度違えば、雨か雪かだいぶ違う中で、気温予想というのは、そこまでシビアに出ていない。1度の違いで、雨か雪かを判断しなきゃいけないのは、難しいと思う」と語った。
さらに、南岸低気圧が通るコースが北に上がると雨になったり、逆に南に下がると雨も雪も降らなくなるという。
内田主任予報官は「何かを直せば、そこが必ず予想できるというものでもない。気象情報については、常に新しいものを見て、判断していただくのが適当だと思います。最新の気象情報に注意していただきたい」と語った。
逆に14日、大阪には雪予報が出ていた。しかし、雨が降り寒かったけど、雪は降らなかった。但し、北摂山系の山頂付近は雪化粧だったが。
思うに、東京は大阪と違って、周りが山で囲まれていないので、一気に寒くなると、間違いなく雪が積もる。思えば川口に住んでいた頃、20センチぐらい積もった中、外出したこともあったし、3月31日に雪が降ったこともある。
『おう!予想でスカ食らうと、どれだけえらい目に遭うか、お前ら分かったやろ!』
という、大師匠の声が聞こえてきそうです?
気象庁は14日、「東京23区で積雪の可能性は小さい」と予報していた。気象庁は15日午後、なぜ予報は外れたのかなど、異例の釈明会見を行った。気象庁の内田裕之主任予報官は、15日午後3時ごろ、「朝の段階から、雪という予報が出せればよかったんですけど。気象予測というのは、ある程度、不確定な要素も含みつつ、情報を発表しているのが現実ですので」と語った。
気象庁の予報官が、異例の釈明を行った。14日午前5時45分に気象庁が出した気象情報では、東京23区については「積雪となる可能性は小さい」としていた。ところが、予報は外れ、東京でも8cmの積雪を記録した。タクシー待ちをする人は「(何分ぐらいタクシーを待っている?)1時間半ぐらいかな。天気予報は雨だったでしょう。雪じゃないですか。びっくりしましたよ」と語った。
想定外の積雪は、3連休の行楽帰りの多くの人を直撃した。交通事故も多発し、多数のけが人が出た。
内田主任予報官は15日の記者会見で、予報が外れた理由について、「冷やされた空気が、関東の南部沿岸まで南下してきて、沿岸部でも雪が降って、気温が低いために積雪となった。沿岸のところまでは、気温は下がらないと考えていたので、みぞれとか、雨とかが主体と考えていましたが、そのところの予想が難しかった」と語った。冷たい空気が予想よりも南下したため、東京都心でも気温がグッと下がり、雨ではなく雪になったと説明した。気象庁が予想していた東京都心の14日正午の気温は5度だったが、実際には0.8度と、4度以上も低くなった。今回、関東一円に大雪をもたらしたのは、日本列島の南海上を東に進んでいた、いわゆる「南岸低気圧」だった。
しかし、この南岸低気圧がからんだ雪の予報が外れたのは、今回だけではなかった。
2010年2月には、気象庁が大雪の予報を出したものの、ほとんど雪は降らなかった。
また、2012年1月に、東京で4cmの積雪があった際には、当初、都心の積雪は1~2cmと、実際よりも少ない予報を出していた。
フジテレビの三井良浩気象予報士は「関東で雪がからむ気温予想というのは、過去の事例を見ても、ずっと当たらない。(気温が)1度違えば、雨か雪かだいぶ違う中で、気温予想というのは、そこまでシビアに出ていない。1度の違いで、雨か雪かを判断しなきゃいけないのは、難しいと思う」と語った。
さらに、南岸低気圧が通るコースが北に上がると雨になったり、逆に南に下がると雨も雪も降らなくなるという。
内田主任予報官は「何かを直せば、そこが必ず予想できるというものでもない。気象情報については、常に新しいものを見て、判断していただくのが適当だと思います。最新の気象情報に注意していただきたい」と語った。
逆に14日、大阪には雪予報が出ていた。しかし、雨が降り寒かったけど、雪は降らなかった。但し、北摂山系の山頂付近は雪化粧だったが。
思うに、東京は大阪と違って、周りが山で囲まれていないので、一気に寒くなると、間違いなく雪が積もる。思えば川口に住んでいた頃、20センチぐらい積もった中、外出したこともあったし、3月31日に雪が降ったこともある。
『おう!予想でスカ食らうと、どれだけえらい目に遭うか、お前ら分かったやろ!』
という、大師匠の声が聞こえてきそうです?