アームストロング、銅もはく奪 シドニー五輪の自転車(共同)
国際オリンピック委員会(IOC)が、悪質なドーピング違反で国際自転車連合(UCI)から永久追放処分を受けたランス・アームストロング(41)=米国=から、2000年シドニー五輪男子個人ロードタイムトライアルの銅メダルのはく奪を決めたことが17日、分かった。
昨年12月の理事会でメダルはく奪を審議していたIOCは、16日にアームストロングに対して銅メダルを返還するよう求める手紙を送ったという。
ツール・ド・フランス7連覇のタイトルもはく奪されたアームストロングは、14日に米国で収録されたテレビ番組でドーピング違反を認めたと報じられていた。
ツール・ド・フランスの記録など、1998年8月1日以降の記録はすでに抹消されていたアームストロングの記録の中で唯一といってもいい、シドニー五輪ITTにおける銅メダル獲得例だが、それも剥奪されることになった。
なぜこれだけ残っていたかというと、IOCの規定では、ドーピングにかかる時効例が8年間と定められていたから。よって、アームストロングのドーピング事実は明らかだが、「消すに消せない」ことになっていたため。
でも、IOCも時効に縛られることなく、銅メダルはく奪に至った、ということかな。
国際オリンピック委員会(IOC)が、悪質なドーピング違反で国際自転車連合(UCI)から永久追放処分を受けたランス・アームストロング(41)=米国=から、2000年シドニー五輪男子個人ロードタイムトライアルの銅メダルのはく奪を決めたことが17日、分かった。
昨年12月の理事会でメダルはく奪を審議していたIOCは、16日にアームストロングに対して銅メダルを返還するよう求める手紙を送ったという。
ツール・ド・フランス7連覇のタイトルもはく奪されたアームストロングは、14日に米国で収録されたテレビ番組でドーピング違反を認めたと報じられていた。
ツール・ド・フランスの記録など、1998年8月1日以降の記録はすでに抹消されていたアームストロングの記録の中で唯一といってもいい、シドニー五輪ITTにおける銅メダル獲得例だが、それも剥奪されることになった。
なぜこれだけ残っていたかというと、IOCの規定では、ドーピングにかかる時効例が8年間と定められていたから。よって、アームストロングのドーピング事実は明らかだが、「消すに消せない」ことになっていたため。
でも、IOCも時効に縛られることなく、銅メダルはく奪に至った、ということかな。