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実父から性的暴行の裁判 被害女性「人生が終わった」

2025-03-12 19:10:01 | 事件ですか事故ですか
実父から性的暴行の裁判 被害女性「人生が終わった」富山 NHK 2025年3月11日 18時55分

9年前、富山県で、実の父親から性的暴行を受けたとして、25歳の女性が実名で被害を訴えた事件で、起訴された父親の裁判に女性が証人として出廷し、当時の心境について「絶望的で人生が終わったと感じた」と述べました。

富山県の元会社役員、大門広治被告(53)は2016年に当時高校生だった娘の福山里帆さん(25)に性的暴行をした罪に問われています。

この事件をめぐっては、福山さんが去年3月に実名で会見し被害を訴えていて、去年12月の初公判で被告は性交渉をしたことは認めた一方、「娘は抵抗できない状態ではなかった」などと無罪を主張しています。

11日の裁判では、検察側が求めた証人として福山さんが出廷し、法廷では被告との間についたてが設けられました。

証人尋問で福山さんは、中学生時代に初めて被害にあったときの心境について、「絶望的で人生が終わったと感じた」と述べました。

また、検察官から高校生のときの状況を問われると、「日常的に暴力をふるわれたり食事を抜かれたりして、恐怖があった。拒んだら妹に危害が加わるかもしれず、高校をやめさせられ、大学に進学できなくなるという不安があった」などと証言しました。

そして、被告に対しては「なぜ私にこのようなことをしたのか聞きたい。できるだけ罪を重くしてほしい」と述べました。

福山さんは当時の状況を証言する途中で体調がすぐれなくなり、一時休廷する場面もありました。

次回は来月17日に、ほかの証人への尋問が行われる予定です。

被害女性「性被害の現実だと知ってほしかった」
福山里帆さんは裁判のあと会見し、「被告が近くにいると実感し、怖くて緊張して体がこわばってしまったが、ここまで来たら絶対後悔したくないと頑張って話した。法廷では我慢しきれずに涙を流してしまった」と話しました。

そのうえで、「裁判の打ち合わせの中で、当時のことがフラッシュバックし、夢にも出てきてつらかった。裁判で話すのはいやだったが、これが性被害の現実だと知ってほしかった。性被害がなくなるよう、少しでも伝わればいいと思って法廷に立った」と述べました。

そして、被告に対しては「罪を認めてくれれば被害を詳細に語らなくてすんだのに、何回も苦しませてくる。謝罪してほしいが反省が見えず、また私の幸せを壊すのかと思った」と話していました。
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