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トランプ:不法移民対策として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に3万人規模の不法移民の収容施設を整備すると表明

2025-02-01 00:27:13 | 政治経済問題
トランプ大統領“グアンタナモ基地に不法移民の収容施設整備” NHK 2025年1月30日 15時26分

アメリカのトランプ大統領は不法移民対策として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に3万人規模の不法移民の収容施設を整備すると表明しました。

トランプ大統領は29日、ホワイトハウスで演説し「不法移民の中にはひどい者もいる。アメリカに戻ってこられないようグアンタナモに送る。脱出するのが大変な場所だ」と述べ、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に、犯罪歴のある不法移民の収容施設を整備するよう、国防総省と国土安全保障省に指示すると表明しました。

収容施設は3万人規模だとしています。

グアンタナモには2001年の同時多発テロ事件以降、テロ組織との関係が疑われた外国人を拘束している収容所がありますが、ホワイトハウスによりますと、今回はグアンタナモ基地内にある「移民オペレーションセンター」と呼ばれる施設を拡張するということです。

AP通信はこの施設について、海上で拘束された移民を収容するために使用されてきたと伝えています。

また、難民支援団体からは、老朽化に加え、医療や教育、飲み水も不足していて、収容環境が非人道的だという指摘も上がっています。

トランプ政権は犯罪歴のある不法移民の摘発を各地で進めていて、新たな施設の整備で収容能力を増やすねらいがあるとみられます。

グアンタナモ基地とは
グアンタナモ基地はカリブ海のキューバの南東部にあり、アメリカ海軍によりますと設置されたのは1903年で、海外にあるアメリカの軍事施設としては最も歴史が長いということです。

アメリカは米西戦争のあと、永久租借する権利を得て使用し、外国人にはアメリカとキューバのいずれの国内法も適用されない特殊な場所です。

基地内にある収容所は、2001年にアメリカで起きた同時多発テロ事件の後、テロ組織との関係が疑われた外国人を収容してきましたが、事実上、無期限で拘束され、拷問が行われているなどとして、国際社会から批判が相次ぎました。

トランプ大統領 不法移民取り締まり強化の法案に署名
トランプ大統領は29日、連邦議会が可決していた不法移民の取り締まりを強化するための法案に署名し、法律を成立させました。

法律は窃盗や万引きなどの疑いで逮捕された不法移民の拘束を国土安全保障省に義務づけています。

アメリカでは去年、ベネズエラから法的な手続きを経ずに入国した男が女性を殺害する事件が起きましたが、この男が過去に万引きの疑いで逮捕されたものの、その後釈放されていたと報じられ、対策の強化を求める声が上がっていました。

トランプ大統領が2期目の政権発足後、法律を成立させたのはこれが初めてで、優先課題に掲げる不法移民の取り締まりに厳しい姿勢で臨むことを改めて強調した形です。
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