東京地裁 書記官を懲戒処分 訴状の誤送付隠すため事件記録偽造 NHK 2025年2月28日 18時44分
東京地方裁判所の20代の書記官が、裁判の訴状などを誤って送ったことを隠すために封筒を廃棄したり事件記録を偽造したりしたとして停職1年の懲戒処分を受けました。28日付けで退職したということです。
東京地裁によりますと20代の女性書記官は去年9月、民事裁判の訴状などを被告に郵送する際に宛先を誤ったのに上司に報告せず、返送されて来た封筒を廃棄したということです。
またミスを隠すため、原告側が提出した資料を自宅に隠したり、事件記録を偽造したりしていたということで、地裁はこの書記官を停職1年の懲戒処分としました。
書記官は聞き取りに対し「隠蔽してしまった」と話し、28日付けで退職したということです。
東京地裁の後藤健所長は「裁判所職員としてあるまじき行為であり極めて遺憾だ。再びこのようなことが起こらないよう職員への指導を徹底したい」としています。
東京地方裁判所の20代の書記官が、裁判の訴状などを誤って送ったことを隠すために封筒を廃棄したり事件記録を偽造したりしたとして停職1年の懲戒処分を受けました。28日付けで退職したということです。
東京地裁によりますと20代の女性書記官は去年9月、民事裁判の訴状などを被告に郵送する際に宛先を誤ったのに上司に報告せず、返送されて来た封筒を廃棄したということです。
またミスを隠すため、原告側が提出した資料を自宅に隠したり、事件記録を偽造したりしていたということで、地裁はこの書記官を停職1年の懲戒処分としました。
書記官は聞き取りに対し「隠蔽してしまった」と話し、28日付けで退職したということです。
東京地裁の後藤健所長は「裁判所職員としてあるまじき行為であり極めて遺憾だ。再びこのようなことが起こらないよう職員への指導を徹底したい」としています。