
SVリーグ 差別的発言の選手に10試合の出場停止と制裁金の処分 NHK 2025年3月6日 20時01分
バレーボールのSVリーグは、対戦したチームの選手に対して人種に関する差別的な発言をしたとして、東京グレートベアーズのマチェイ・ムザイ選手に、10試合の出場停止と制裁金50万円の処分を科すことを決めました。
SVリーグによりますと、グレートベアーズに所属するポーランド出身のムザイ選手(30)は、3月1日に対戦した大阪ブルテオンの選手に対して、人種に関する差別的な発言をしたということです。
これを受けてSVリーグは、規律委員会でムザイ選手の処分を検討してきましたが、6日に、10試合の出場停止と制裁金50万円の処分を科すことを決めました。
チームに対しても、制裁金100万円と、けん責の処分を出しました。
2024年10月に新たにスタートしたSVリーグで、選手に出場停止の処分を科すのは初めてで、差別的・侮辱的発言は、いかなる理由があっても正当化されるものではなく、リーグ・クラブの価値をさげすめるゆゆしき事態だと制裁の理由を説明しています。
一方、グレートベアーズの久保田健司代表取締役は、チームのホームページで「同様の発言や行為が繰り返されないよう、倫理観や人権に関する啓発を目的とした教育プログラムの実施等を通じて再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。
バレーボールのSVリーグは、対戦したチームの選手に対して人種に関する差別的な発言をしたとして、東京グレートベアーズのマチェイ・ムザイ選手に、10試合の出場停止と制裁金50万円の処分を科すことを決めました。
SVリーグによりますと、グレートベアーズに所属するポーランド出身のムザイ選手(30)は、3月1日に対戦した大阪ブルテオンの選手に対して、人種に関する差別的な発言をしたということです。
これを受けてSVリーグは、規律委員会でムザイ選手の処分を検討してきましたが、6日に、10試合の出場停止と制裁金50万円の処分を科すことを決めました。
チームに対しても、制裁金100万円と、けん責の処分を出しました。
2024年10月に新たにスタートしたSVリーグで、選手に出場停止の処分を科すのは初めてで、差別的・侮辱的発言は、いかなる理由があっても正当化されるものではなく、リーグ・クラブの価値をさげすめるゆゆしき事態だと制裁の理由を説明しています。
一方、グレートベアーズの久保田健司代表取締役は、チームのホームページで「同様の発言や行為が繰り返されないよう、倫理観や人権に関する啓発を目的とした教育プログラムの実施等を通じて再発防止に努めてまいります」などとコメントしています。