マネタリーベースはマネーサプライ、マネーストックはハイパワードマネーのことだろ。
・マネーサプライ=C(通貨)+D(預金)=M
・ハイパワードマネー=C(通貨)+R(中央銀行に預金する準備金)=H
ここでM/Hとし、さらにその分母・分子をDで割ると、
M/H=(C/D)+1/(C/D)+(C/R)
・(C/D)とは、現金・預金比率
・(C/R)とは、準備・預金比率 のこと。
さらに、(C/D)+1/(C/D)+(C/R)=m、とおくと、
M/H=m
∴ M=mHとなるが、これが「貨幣乗数」と呼ばれるものである。
次に信用創造ね。
中央銀行に預金する準備金の準備率を0.1と仮定し、中央銀行からA市中銀行に100万円貸し出すとしよう。
すると、A銀行は非銀行企業Xに100万円を融資し、Xは同B銀行に振り込んだ。
B銀行は90万円を企業Yに融資し、残る10万円は中央銀行の当座預金へ。Yは同C銀行に振り込んだ。
C銀行は81万円を企業Zに融資し、残る9万円は中央銀行の当座預金へ。
・
・
・
というように「順繰り」すると、
100+(100*(1-0.1))+(90*(1-0.1))+(81*(1-0.1))+(72.9*(1-0.1))+…
(あるいは、100+(100*(1-0.1))+(100*(1-0.1)*(1-0.1))+(100*(1-0.1)*(1-0.1)*(1-0.1))+(100*(1-0.1)*(1-0.1)*(1-0.1)*(1-0.1))+…)
と続き、
結果、無限級数を用いると、
100/0.1=1000
となり、中央銀行がA銀行に貸し出した100万円がその10倍である1000万円へと膨らんでいく、ということ。
(追記)
代品民さんが出てますね。
・マネーサプライ=C(通貨)+D(預金)=M
・ハイパワードマネー=C(通貨)+R(中央銀行に預金する準備金)=H
ここでM/Hとし、さらにその分母・分子をDで割ると、
M/H=(C/D)+1/(C/D)+(C/R)
・(C/D)とは、現金・預金比率
・(C/R)とは、準備・預金比率 のこと。
さらに、(C/D)+1/(C/D)+(C/R)=m、とおくと、
M/H=m
∴ M=mHとなるが、これが「貨幣乗数」と呼ばれるものである。
次に信用創造ね。
中央銀行に預金する準備金の準備率を0.1と仮定し、中央銀行からA市中銀行に100万円貸し出すとしよう。
すると、A銀行は非銀行企業Xに100万円を融資し、Xは同B銀行に振り込んだ。
B銀行は90万円を企業Yに融資し、残る10万円は中央銀行の当座預金へ。Yは同C銀行に振り込んだ。
C銀行は81万円を企業Zに融資し、残る9万円は中央銀行の当座預金へ。
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というように「順繰り」すると、
100+(100*(1-0.1))+(90*(1-0.1))+(81*(1-0.1))+(72.9*(1-0.1))+…
(あるいは、100+(100*(1-0.1))+(100*(1-0.1)*(1-0.1))+(100*(1-0.1)*(1-0.1)*(1-0.1))+(100*(1-0.1)*(1-0.1)*(1-0.1)*(1-0.1))+…)
と続き、
結果、無限級数を用いると、
100/0.1=1000
となり、中央銀行がA銀行に貸し出した100万円がその10倍である1000万円へと膨らんでいく、ということ。
(追記)
代品民さんが出てますね。