ざっと個人の感想を出してみた
1)イクイノックス=これはダービーでも不利が無ければ勝っていたと思う馬で、父系はスタミナも成長力も感じさせるが
父母にサクラバクシンオー。
母父はキングヘイロー(高松宮勝ち馬だがその父ダンシングブレーブなのでスタミナの裏付けはある
母母にトニービンが入っているので総合的には中長までなら問題無しって感じを受ける
血の裏付けはあるので後は気持ちだな。どこかで折れたらそこでお終い(かも)
でもまあメンタル面も強そうな馬ではあるし、来年も十分行けるんじゃないか
2)ボルドグフーシュ=日本では活力を取り戻しつつあるロベルト系の本線だがSSの3x3と言う危険なインブリードがどう出るか
母方にミスプロが入っててある意味では日本の最強系譜の塊みたいな馬
菊花賞もだが有馬で3コーナーから4コーナーにかけて捲って行って、それでも最後までバテずに伸びきったあの姿を見たら、この馬相当強い
ただ菊花賞はハナ差負け。有馬も2着だが完敗、しかも重賞未勝利
今後どう変わるか知らんが、ここら辺がこの馬の限界かなと言う気もする
*いつかは突き抜けそうだがどうしても壁があるという意味
3着に入った牝馬ジェラルディーナは現時点の最高の競馬だったろうと思う
母ジェンティルドンナを被らせているが父がモーリスに変わった事でやはり長い距離での牡馬混合では少し落ちる
だが来年以降は2つ3つの重賞の上乗せは期待できそう
個人的に残念だったのはジャスティンパレス
実はこっちが来るんじゃないかと言う期待もあったのだが7着に沈没
ここでこの結果だと来年の活躍は望み薄だな。ボルドには追いつけない
ただ重賞はまだ取れる力はありそう
そしてエフフォリアとタイトルホルダーだが、エフフォーリアは少し馬が(気持ちが)ゆるんでしまった感じを受けるし
タイトルホルダーは凱旋門賞のメンタルダメージが残りそうだな
馬は自信を持った走りをしていない+阪神コース専科なのかな?
それなら関西に移籍して復活を期した方が良いのではw
今年の有馬は思った以上に実力差が出てしまったイメージを持った
ディープボンドは阪神大賞典連覇が勲章になって終わるのかな(3連覇は若いのも出て来るのでどうなるか)
とにかくこれと言った決め手がない馬なのでG1は無理だ
コントレイルと際どい勝負をした菊花賞のアリストテレスはどこかへしまったw
岩田親父が頑張って4着に持ってきたイズジョーノキセキはエピファ産駒の女子でもあり来年は難しいだろう
とにかく有馬記念はやはり各馬の今後を感じさせるレースだな
JCを勝ったヴェラアズールが凝んな結果で次があるか?となったり
アリストテレスは終わったと実感したりw
もしシャフリヤールやジオクリフが万全で出てたとしても勝てなかっただろうと思うほどイクイノックスの強さが際立ってたり
かといって来年は安泰とは決めつけられん
とにかく有馬記念と言うレースは日本最高の寧物レースですな