おとめ座M58、M59、M60
画像①おとめ座M60楕円銀河、NGC4647(画像④の該当部分トリミング)
口径3cmのFMA135とNeptune-CⅡでは、M58、M59、M60の3つの銀河が同一画面に映った。(画像④) 実は、導入時点では、M89もM58の画面上右斜め上に写っていたが、経緯台によるライブスタックということで、視野回転できちんと写らなかった。銀河の導入はかなり慣れ、8秒露出で、画面上の銀河の位置を十分確認できた。自動導入後、視野回転の結果を想定して、3つの銀河を画面下に移動させ、SharpCapProでライブスタックに入り、DSIA(ディープスカイ・イメージ・アナテーション)で銀河を確認。電視観望かつ撮影となった。
撮影後、画像確認。資料で、M60楕円銀河にはNGC4647が寄り添い実距離も近くお互いに重力の影響を及ぼしていることを知った。星で言えば、連星みたいなものかと感心する。
画像②M59楕円銀河(①と同じく画像④の該当部分トリミング)
中西さんの本では、画像④のM59画面上右斜め上に、ハの字に並んだNGC4607とNGC4606とある。確かにかすかに写っていることを確認。
画像③M58渦巻銀河(画像④の該当部分トリミング)
渦巻銀河の雰囲気はあるが、FMA135では、渦巻腕と呼ばれる部分は見えない。本でも、暗く小さいので眼視で確認は困難との記述あり。
画像④
画像⑤NGC4606とNGC4607部分トリミング
(覚書)
MacbookAirBootCampのWindowsで、SharpCapPro4.0とAstapの連携ができるようになった。(残念ながら、導入補正は動作しないが)Astapによるプレートソルビングが可能となり、DSIA(ディープ・スカイ・アノテーション)が可能となった。
電視観望の覚書006で、デスクトップパソコンでのプレートソルビングについて内容を記載したが、SharpCapがAstapを呼び出すときに、一瞬WindowsDefenderが反応した。そのまま何事も無くプレートソルビングが行われたが、BootCampのWindowsでWindowsDefenderを調べると、Astapがファイヤーウォールで許可されていない。それを許可した結果、SharpCapとの連携が可能となった。詳しくはわからないが、動いたので良しとしよう。なお、経緯台での運用のためか、ライブスタック中の方がプレートソルビングでのパソコンの負担は軽いようだ。
まだ不安定で、Astap上でのFitsファイルのプレートソルブは、できたりできなかったり・・・画像④のFitsファイルについては実行できなかった。
こんなこともあろうかと、iPhoneで、パソコン画面を写していた。
画像⑥(iPhoneによる画面撮影、SharpCapによるDSIA)
参考資料