いて座 M17オメガ星雲(NGC6618)、M18散開星団
画像①UV IRカットフィルター使用、元ファイルから800×1200ドット切り出し
M17オメガ星雲は、比較的近く明るいので、双眼鏡でも楽しめる散光星雲とのこと、きちんと撮すとギリシャ文字のΩに似ていることからオメガ星雲、湖畔に浮かぶ白鳥に例えられ白鳥星雲、ロブスター星雲などのニックネームを持つようだ。残念ながら私の画像では、前2つを感じ取れるほどは写っていない。ロブスターの雰囲気はあるかも。Ωがわかるような撮影が次の段階の目標になる。
M18は小さな散開星団。日本語Wikipediaでは、ヒットせず。アストロアーツの記事を読む。うーん 人間から見ると地味な天体らしい。
画像②アスタップによるプレートソルブ、α,δ grid表示、NorthUp回転、上下左右反転、ディープスカイ・アノテーション、
画像③ステラナビゲーターLiteによる観望位置。
覚書)画像アップ後、星像が大きいことに気づく。ピント合ってなかった?画像を再処理してみることに。若干ピントは甘いが、合ってないほどでは無かったようだ。
手順
1)Astapで階調調整、プレートソルブ、α、δ grid表示、ディープスカイ・アノテーション
2)NorthUp回転、上下反転、左右反転
3)FITSファイルを別名で保存
4)ステライメージLiteで、デジタル現像、スターシャープ他調整、FITSファイル保存
5)Astapで、(プレートソルブはかけない。かけても成功しない)α、δ grid表示されていることを確認し、ディープスカイ・アノテーションを実施。
6)今回は、アノテーションが成功した。JPEG保存
なお、薄く赤くIC4706・IC4706が写っていたが、あぶり出せなかった。ブログアップで完全に赤が消えている。
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
6)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン
7)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒~シュミット
15)電視観望の記録106(いて座 M24/IC4715 Star Cloud)
16)電視観望の記録107(いて座 M20三裂星雲、M21散開星団、M8干潟星雲)
17)電視観望の記録114(いて座 球状星団M22、M28、M55)
水槽壁のコケもつまつま pic.twitter.com/3jxX1jysYT
— よしべや自然博物館 (@yoshibeya) July 21, 2023