嘉田知事誕生

滋賀県に女性知事が誕生した。
選挙の争点は・大型事業投資（新幹線の新駅やダムの建設計画）の是非にフォーカスされていたが、実は滋賀県事態が大きな岐路に立たされているということにみんなが少し気づき始めたということではないかと僕は感じている。
政党政治は形骸化し、でも無党派層が特に動いたわけではない、投票率が激増したわけでもなく、しかし静かに誰かは気づき始め、行動を起こそうとしている。
僕の知人は『10年前に「これまで滋賀県で下水道が整備されるにつれて、人々と琵琶湖の関係が見えにくくなっていった」という嘉田さん発言に衝撃を受けた。』と話していた。この発言を、彼は“環境問題の核心を鋭く貫いた言葉”として高く評価していたのだった。
学者は分析し研究し学問する人のことを指し、政治家は少し胡散臭く、声が大きく、面の皮が厚い・・人のことを指す・・・ということはなかなか学者が政治家に変わることは難しそうだ（学者のようで、学者でない人は別だが・・）。
前途多難な県政だと思われる。まずは内部改革が必要！次に外部の圧力にも屈してはならず、何よりも大きな戦略の元、強い信念を持って、決してひとりよがりではなく、みんなの思いをひとつひとつカタチにしていくことから始めれば、“夢”は“夢”でなくなるはず!!!