ハウスを使ってする農業を施設園芸といいます。普通は『ハウスを使う=加温をする』と思われがちですが、ハウスは雨除け程度で使っているだけで、現状は春夏秋冬、一年を通して加温はしていません。今まで、加温までして(大きなカロリーを消費してまで)野菜を育てる必要はないと思っていたからです。
確かに本州において、洋蘭や南方の果樹を育てる場合は加温は必要になってきます。現実加温までして育てる投資とランニングコストを考えると、それなりに高価で取引きされるモノでないとなにをやっているのかわからなくなります。そんなことより、食に季節感がなくなってしまって、何故そんなことまでして、常に同じモノを出荷しなければならないのか考えさせられてしまうからです。
農業も他の産業と同様に投下コストと売上げ(粗利)のバランスが大切で、でも大切なことは農業は農業であって工業ではなく、産業の枠の中でもはみ出してしまうほど大きな範疇にも及ぶモノだということです。だからあまりにもコスト計算から入ってしまうと自然とのバランスや季節感を忘れてしまい、本来の農業の良さを体感出来ずに終わってしまうのです。
確かに本州において、洋蘭や南方の果樹を育てる場合は加温は必要になってきます。現実加温までして育てる投資とランニングコストを考えると、それなりに高価で取引きされるモノでないとなにをやっているのかわからなくなります。そんなことより、食に季節感がなくなってしまって、何故そんなことまでして、常に同じモノを出荷しなければならないのか考えさせられてしまうからです。
農業も他の産業と同様に投下コストと売上げ(粗利)のバランスが大切で、でも大切なことは農業は農業であって工業ではなく、産業の枠の中でもはみ出してしまうほど大きな範疇にも及ぶモノだということです。だからあまりにもコスト計算から入ってしまうと自然とのバランスや季節感を忘れてしまい、本来の農業の良さを体感出来ずに終わってしまうのです。