百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

手作り豆腐!!

2007-02-17 23:55:03 | 料理
最近、料理づいていますが、今日は、『手作り豆腐』の紹介です!!
◇ 手作り豆腐手順
材料  大豆 300g にがり10g 水 カップ10 サラダ油
準備するもの
 カセットコンロ ミキサー 鍋(深鍋 5㍑ フライパンでも可)
 木べら 穴杓子 ボール 金網ザル  さらし ガーゼ 温度計 
ストップウォッチ スプーン 竹ザル
①大豆を約3倍の水に一晩浸す。※最低でも8時間
②大豆を水が濁らなくなるまで洗う。
③大豆をミキサーに入れ、滑らかになるまで良く砕く。
※2分間、1回の量はミキサーの限界の3分の1程度にする。(ミキサーに負担がかか
ると、熱が発生し“呉”に伝わる恐れがある。ここで出来た液体を“呉汁”という。)
※大豆だけではミキサーがかけにくいため、カップ4の水をいれる。
④鍋(フライパン)に油をひき、火にかける。
沸騰したカップ6の湯と呉汁を煮る。火力にもよるが8分~15分。
※最初、中火、沸騰してきたら弱火に。決して焦がさないこと。灰汁は穴杓子で取りましょう。常にかき混ぜること。大豆の良い香りがしてきたらそろそろ出来上がり。
⑤呉汁を絞る。
鍋を冷水につけ、手で触っても大丈夫なくらいまで冷やす。
鍋にザルをのせ、その上にさらしをのせ、呉汁を流し込む。
※ザルはおからが鍋に入ることを防ぐ為。呉汁を水気があまり残らなくなるまで絞る。(絞られたものが、豆乳。残ったものが、おいしい“おから”)
⑥豆乳を鍋に移し再び加熱。70℃の温度を保ち、にがりを加える。
にがりはぬるま湯1カップであらかじめ溶いておく。
※にがりは半分づつ、二回に分け、しゃもじ等に伝わらせながら静かに1~2回混ぜる。
※より丁寧にする場合は、大き目のフォーク2本で万遍なく、混ぜる。混ぜる手に少し重さを感じたら混ぜるのをやめる。  
⑦成型用の竹ザルにガーゼを敷く。
⑧豆乳が全体的に凝固したら木杓子で少し動かし、澄んだ上澄み液が表面に出るようにする。
⑨凝固したものを穴杓子ですくい上げ、竹ザルに移す。竹ザルの下には水を受ける器が必要。
※落し蓋で重石をかける場合や手でおさえて10回程度上下に振り、水を切る方法等がある。
⑩清水をボールに張り、豆腐を浸し、30分~1時間、にがりを切って出来あがり!!


氷魚のすき焼き!!

2007-02-16 22:48:41 | 料理
これが今日、高島の大吉商店さんで頂いた『氷魚のすき焼き』、こんなすき焼きは初めてですが、冬の琵琶湖の漁師さん達のちょっと洒落た料理らしく普通はなかなかお店で食べさせ頂けるような代物ではないようです。 今日は中小企業同友会のアグリ部会が高島で開催され、久しぶりに三人で参加させて頂いた次第です!
※ちなみに氷魚(ヒウオ)は小アユの稚魚のこと!?

かきもち!!

2007-02-15 23:48:13 | 料理
寒の戻り!そりゃ、ちょっと暖かすぎた、もう少し冬らしくならないと!今日は湖北の百姓仲間と新しいブランドの立ち上げの為の今年最初の会合をもった。一歩一歩着実に前に進めて行きたい!!他の地域のモデルになるべく!
※写真は吉田農園考案の『長寿かきもち』油を使っていないので、とてもヘルシー!!

暖冬

2007-02-14 22:00:21 | 季節
こんなに暖かい冬でいいのだろうか。昨年とはうってかわって雪が全く降らない。2月の中旬だというのに、春のような陽気で、虫が飛んでいる。ハウスの中にはもうアブラムシが入っているし、今日はテントウムシも発見!!春が早いのは良いが、今年の夏の冷夏が今から心配になる。
ただの暖冬なのか、やっぱり温暖化の影響なのか、なかなか科学だけでは解明出来ないのが実際のところだ。
二酸化炭素の排出量も京都議定書以降マイナス6%を目標に削減を行ってきたが、現在プラス8%に上昇しているという。達成にはマイナス14%に目標修正をして計画化を図り、着実に実行していく必要がある。一人ひとりが小さな事からでも取り組み、ひとつひとつで成果を残すことが、まずは大切なのでしょう。

白雪姫

2007-02-13 22:31:36 | 農業
岐阜に『白雪姫』という幻のお米がある。大粒で食味が良く、炊き上がりは純白で光沢と粘りがあり、普通にご飯として食べても美味しく、丼物やお寿司にも適しているという。
『ひるがの高原大根』は、標高800~1000mに広がる平地で、2m以上もの火山灰が積もった土に覆われたひるがの高原で、夏に涼しく、冬の寒さが厳しく、年間通じて雨量が多い環境でしっかり育てられた大根のことをいう。
それぞれの土地に、それぞれの土地にあった農作物がある。
どこでも同じモノが栽培されるというより、その土地土地の特徴を活かした農畜産物や加工品があるほうがやはり楽しい。
岐阜にもネットワークが拡がりつつある、こちらもまた楽し。


 

じゃがポックル!

2007-02-12 22:50:50 | Weblog
これが噂の北海道限定発売の『じゃがポックル』!!北海道産のじゃがいもを皮つきのまま丸ごとカット、カルビー独自の製法でじっくりフライ!!これが我が家の最近のヒット商品!なかなか美味しく、サクサク感とじゃがいも本来の味がしっかり生きている!!中身が小袋になっていて、みんなで取り合いになる点はいただけないが、塩味もやさしく、大好評!!今日は北海道からわざわざ買って来てもらったモノ!!ありがとう!!感謝です!

○?!

2007-02-11 22:33:21 | 循環
この○は何を意味するのか?
○は人柄なのか?
生き方なのか?
精神なのか?
それとも地球?繋がり?循環?自然?
・・・○をもらうと、なんとなく嬉しい!!
・・・×だとなんとなく、がっかりしてしまう。

集落営農に明日はない?!

2007-02-10 22:32:30 | 農業
なかなか過激なタイトルですが、最近この4月よりスタートする『品目横断的経営安定対策』(ただ単に補助金を大きな規模の農家に特定する)で、農地の集約化や経営の統合が進められていることに対しての、少しばかりの意見です。
本当に大きくすることでみんなが幸せになれるの?規模を大きくすることのメリットは?⇒少し考えればおわかりの通り、高度成長期のコスト削減計画と同様、大きくして低コスト化を図ることで農作物の低価格化に対応しよう・・・そんなことして輸入品に対抗出来るの(農林水産省「食料需給表」によれば昨年度の野菜の自給率はついに20%を割り込んだようだ)???・・・ということは全然ナンセンス!!!消費者は安くて、安全で安心な農作物を求めてはいるが、安いが決して先行しているわけではなく、もし仮に安いが先行するなら海外モノが断然有利!!(但し、あくまでも輸入出来るということが前提?!今後は全世界的な需給のバランスの中で日本には廻ってこない可能性だってある)であり、低コスト化は産業の空洞化を招く、また、農地も平野部ならいざしらず、中山間部になると全く効率を追求した結果、やめちゃった!!(放棄田)になりかねない。効率を追求する産業の往く末は、だいたい検討がつく。リストラした結果の“下請け泣かせ”や“派遣の品格”ではないが、誰が幸せになるのか、今、そして未来は・・・そう考えると現代社会の農業は総合地域産業として、地域資源を最大限に生かした地元ネッワークの総合環業として再生すべきであり、それは各地域にエネルギーを与え、将来の日本の食糧自給を支えるベースとなり、いづれはそれが国家の力となると僕は考えている。
それぞれの土地の良さを活かした農畜産物の栽培があり、伝統文化としてのそれぞれの加工があり、それを“食”することに幸せがある、そろそろそういう時代に入っているのに知らぬは、政治ばかりなり・・・少しの補助金に惑わされ、しっかり経営する気のない農家は別として、そろそろ百姓一揆でも起こさないと(結構今日は過激ですねぇ・・・)アカンですねぇ。ほ・ん・と・う・に!!

食育

2007-02-09 22:00:32 | 料理
今年は、農業の一環として『食育』活動にも少し取り組みたい。『食育』活動といってもそんなに難しい活動を考えているのではなく、素朴に現場で楽しい食をみんなで体験してみる活動をいろいろな層の方々と体感してみたいと思っている。その活動の中で、また次の活動展開が見えてくれば良いし、その輪が広げられればそれだけでよい。
簡単に考えているのは、『大豆』を利用した・豆腐・味噌づくり・おからドーナッツ・おからコロッケ・黄粉・田楽や『お米』を利用した・玄米ごはん・米パン・お餅・雑炊、『小麦』を利用した・クッキー・全粒粉のパン・パスタ等々をみんなでつくって食べてみたい!!!
他には少し百姓チックになるが『農の体験講座』として・バケツで稲を育てる・トマトをペットボトルで育ててみる・果樹を植える等他には伊吹大根・山田大根、日野菜や赤カブ等その土地土地の在来品種ならもっとオモシロイ。
また鮒寿司の漬け込みや鯖寿司の作り方等は、少し料理講座っぽくなるが、近江の歴史に触れながら“食”を楽しむこともまたイイかもしれない。
これらの活動を・主婦層・子供達(園児・小学生)と県下のいくつかのエリアで同時にぼつぼつ始めてみたい。どういう『食育』が現場から求められているのか、まだまだ試行錯誤の段階だが、走りながら考えよう!!