私たちは、サン愛ブレンドとして地域に眠る有機性廃棄物の飼料・肥料化に取り組んできた。昨今の飼料・肥料の高騰で廃棄物の再生は大変注目を浴びてきたことはうれしいが、懸念していることがふたつある。
そのひとつは、へんに注目されることで今後考えられるのは有機性廃棄物の値上げだ。根拠のある値上げは良いが、根拠もないのに連鎖的に価格を吊り上げたり、売り惜しみをしたりするコトを画策する方々がいる。所謂、市場経済といえばそのものだが、経済ゲームをしているわけでは私たちはない、如何に循環型の持続可能な安定した社会が構築できるか数年に及んで、またいろいろな方々の協力を得て進めてきた私たちの夢をこんな方々につぶされたくはない。もうひとつは、食品会社のトップは「企業の環境貢献のために是非取り組みましょう」と言ってくれても、実際に現場の反応は「こんな面倒な作業を提案してくれて、ありがた迷惑・・・」「産廃業者に一括処分でよいのに、・・」といわれる場合がある。私たちはいくら安価でも有価で買うのであるから、再生物にも“商品”という意識を持っていただきたい。折角有効なものを手間を惜しんでカビさせたり、腐らさせたり、百姓だから何でも使えるだろうでは私たちのパートナーとはいえない。
これらのふたつの課題は近代社会が創り出してきた象徴的な利益偏重型・効率追求型企業の特徴であるが、少し俯瞰した中での他利のあり方、短期ではなく長期での安定した社会づくりへの貢献を企業価値として捉える意識の改革が現代社会には必要なのではないだろうか。
そのひとつは、へんに注目されることで今後考えられるのは有機性廃棄物の値上げだ。根拠のある値上げは良いが、根拠もないのに連鎖的に価格を吊り上げたり、売り惜しみをしたりするコトを画策する方々がいる。所謂、市場経済といえばそのものだが、経済ゲームをしているわけでは私たちはない、如何に循環型の持続可能な安定した社会が構築できるか数年に及んで、またいろいろな方々の協力を得て進めてきた私たちの夢をこんな方々につぶされたくはない。もうひとつは、食品会社のトップは「企業の環境貢献のために是非取り組みましょう」と言ってくれても、実際に現場の反応は「こんな面倒な作業を提案してくれて、ありがた迷惑・・・」「産廃業者に一括処分でよいのに、・・」といわれる場合がある。私たちはいくら安価でも有価で買うのであるから、再生物にも“商品”という意識を持っていただきたい。折角有効なものを手間を惜しんでカビさせたり、腐らさせたり、百姓だから何でも使えるだろうでは私たちのパートナーとはいえない。
これらのふたつの課題は近代社会が創り出してきた象徴的な利益偏重型・効率追求型企業の特徴であるが、少し俯瞰した中での他利のあり方、短期ではなく長期での安定した社会づくりへの貢献を企業価値として捉える意識の改革が現代社会には必要なのではないだろうか。