百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

冬至

2010-12-22 21:18:34 | Weblog
冬至を迎え、南瓜を頂き、柚子湯に入る。なんとも、なんとも・・・。
南瓜を食べて金運を、柚子湯に入り無病息災を、祈願するという・・・。
(どちらも健康を!!ではなかったのか・・・ふむふむ。。)
昨夜なら皆既月食がみられたのに、今宵十六夜の月は雲の合間に見え隠れ・・・。

ハーブ園

2010-12-21 21:01:01 | Weblog
京都は宇治の創草塾のハーブ園を訪ねた。
さまざまな種類のハーブを限られた圃場面積や圃場環境で栽培することの難易度やいろいろな志向の趣味の園芸家達を集めてハーブ園をひとつのイメージにまとめあげていくことの困難さを教えていただいた気がする。
確かにハーブを暮らしの中に位置づけると農産物とはまた違う範疇にカテゴライズされ大変魅力的ではあるが、日々世話をする葉物野菜とは栽培方法も異なり、“ハーブのある暮らし”や“食卓にあるハーブ”といった提案を楽しくかつこまめに如何に出来るかが営業的に行なうハーブ園の成否にかかってくるようだ。
写真は創草塾の藤袴(自生型の藤袴は、レッドデータブックの絶滅危惧種。「香り草」という別名があり、葉をちぎってきて乾燥させると、桜餅のようないい香りが・・・。クマリンが漂うからです)。

農について

2010-12-20 23:57:19 | Weblog
この時期に一年に一度、自らを振り返ってみることにしている。
実際には、まだ年内にやり残したことがひとつあるので、振り返っている場合ではないのだが・・・。
今年は、大型未利用資源再生ビジネスモデルへの挑戦の一年であった。まだ成果は出ていないが、アト一歩のところまできていることは大きな成長であり、アト人頑張りに全力を尽くしたいと思っている。
農にとって来年再来年は大きな変化の年になるであろう。その飛躍の年を迎える前のベースを今しっかり築いておく必要があると考えている。
農のどのあたりでビジネス化を図り、農のどのあたりに学びを取り入れ、農のどのあたりで心やすめるものにするのかについて今一度整理し、来年に挑みたい。
二十一世紀型のマルクス・レノン主義?!について来年は考察してみたい!!(なんのこっちゃら・・・)

フィンランド その2

2010-12-19 23:32:17 | Weblog
フィンランドは、以前(20081020)にもblogに記載した通り、WEFによる国際競争力ランキング1位で、教育のみならず政治や技術革新、高齢化対策等大変うまくいっているといわれている。
しかしそれだけでなく、1994年に始めたThe Centre of Expertise Programme が国内の各地域を活性化し、そのトップレベルの専門性を活用して国際競争力を養うという独特な発想は私たちにも大きな示唆を与えてくれる。
動的な知の発想で、広い視野で多様な知を選択し、結びつけていくというそのアプローチ手法は、地域の活性化を図る上で、またそれぞれの地域資源を活かす意味で大変重要になる。
※写真はモロヘイヤの種
2010 12 11
「想い出」の画像は畑のモロヘイヤの様子

森と人を繋ぐ

2010-12-18 20:04:11 | Weblog
大阪のかの有名な宮本輝氏を輩出した大学を初めて訪れた。
というのは知り合いが何故か大学の修士で論文を書いており、その発表会をするというので、一年ぶりに知人に会いがてら、茨木まで脚を運んだという訳だ。
「森と紙」をテーマにしたその発表は、都会とムラを如何に繋ぐか、決して一方通行ではなく、決して搾取ではない。持続可能で、未来の社会が創造できる基盤となるフォーマットは描けるのか、というもので、それは経済学から人間学に徐々に進化し、「森と紙」を考える中で人間として自分の根っこは何処にあるのかを思わず探求するというものだった。
NPOが如何に「森」と「紙」の繋ぎ手になりうるのか?私にはまだまだわからないことが多いが、何か若者達の頭の中には新たなフォーマットを築くしなやかな頭脳が詰まっていそうな、そんな予感がする発表会であった。参加者のみなさんに感謝!!

見方

2010-12-17 21:30:14 | Weblog
見方、見え方・・・
早朝、何か違和感を感じる。
いつも見る木々になんか違和感がある。
別にどうということはないが、木の枝にコブのようなものが、
コブなのか、ヤドリギなのか、・・・
よ~くみると・・・

考え方

2010-12-16 23:50:09 | Weblog
よくいわれる考え方の違いで、
「あと、・・・しかない。」
「まだ・・・もある。」がある。
これは同じ事象でもその見方ひとつで大違い!といわれる代表的な事例のひとつだ。
○解決出来ない問題は、絶対自分にふりかからない!
・・・神は、人それぞれに試練を与える、それは決して超えられないレベルではなく。
○問題解決は思わぬ方角からやってくる!
・・・今は解決方法がわからなくても、我々は成長する過程で、必ずや解決の糸口を見つけることが出来る。
そんな考え方は、私たちの心を穏やかにしてくれる。

ハーブ

2010-12-14 23:53:21 | Weblog
ハーブを栽培する際に留意するポイントは
・肥料(特にN)は少なめ
・乾き気味が良く
・土は弱アルカリもしくは中性が望ましい
となるのでは、
ということからすると
「休耕田」のハーブ園への転用はなかなか難易度がありそうだ。
というのは
・水はけ
・酸性土壌
・肥料の入れすぎ
がほぼどんな圃場でも抱えている問題なので。。