くりぃーむソ~ダ

気まぐれな日記だよ。

機械仕掛けの青い鳥(8)

2019-04-08 20:48:49 | 「機械仕掛けの青い鳥」
「なにすんだよ」
 立ち上がったソラが、足早に部屋を出て行ったウミの後を追いかけようとすると、

 ピンポーン――。

 インターホンが、一階の自分達の部屋に逃げるウミを助けるように鳴った。
「はーい」
 と、大きな声を出したソラはあわてて立ち止まり、先にどちらに行くべきか迷ったが、妹を追いかけようとしていた足を引っこめ、小走りに玄関に向かった。
 くつ下のまま、靴も履かずにドアノブに手をかけたソラは、トントントン――と、せかすようにドアを叩く来客を不審に思い、大股でドアから離れると、靴をつま先に引っかけ、丸いのぞき窓から外をうかがい見た。
 ドアの向こうにいたのは、知らない女の人だった。背が高く、のぞき窓では顔がはっきりと見えなかったが、明るい色のスーツを着て、金色のネックレスを首に掛けていた。
 ソラは、用心のためにドアチェーンをかけると、「どちら様ですか」と言いながら、ドアを開けた。
 わずかに開いたドアの隙間から、金色の長い髪をさらりと垂らした外国人の女の人が、ソラと同じ目線まで、前屈みをするように顔をのぞかせた。
「こんにちは――」と、外国人の女の人は、少したどたどしい口調で、にっこりと笑いながら言った。
 ソラは心持ちドアから離れ、顔をしかめるように言った。
「なにか、ご用ですか?」
「アーン……」と、女の人は少し考えるように言った。「あのー、この家に女の子はいませんか」
 ソラは、困ったように言った。
「妹がいますけど、なにか?」
「アーン……」と、女の人はまた考えるように言った。「ワタシ、青色の鳥を探してるんですが、この家の女の子が拾ったって、聞いて来たんですけど」
「――いらっしゃいますか?」と、言われたソラは、青い鳥を探している人物がまた現れて、ちょっと驚いたが、顔には出さず、とぼけるように言った。
「青い鳥って、世界的に珍しいって鳥のことでしょ」
 外国人の女の人は、ニッコリと微笑みながらうなずいた。
「さっきもこの近くで、男の人達に同じことを聞かれたんですけど、知りあいですか」
 女の人は、ソラと目を合わせたまま、ため息をつくように言った。
「アーン……そうですね。もしかしたら、ワタシの仲間かも、しれません――」
「その人達にも言いましたけど、青い色の鳥なんて、見たことありません」
「オウ……」と、女の人は残念そうに言うと、がっかりしたように首を振った。「わかりました。ドモありがとうございます」
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よもよも

2019-04-08 06:15:43 | Weblog
やれやれ。

雪解けが進んで埃が舞ってるせいか、

なんか口の中が土っぽいな思ってたら、

口内炎がひどい・・・。

泣きそう。

まぁ、ひと晩明けて

選挙で当選した人らのインタビュー放送されてっけど、

毎度思うけど、

なんか言葉のはしばしにちょっと違和感のを覚える

自己主張を感じるって、おいらだけだろうか??

怪獣でみんなが困ってるのに、

当選したとたん、怪獣退治しないで空に帰って行くウルトラマンみたいな人って、

どうなんだろう。。

ま、なんにも変わらないか・・・。

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