ほぼ3週間ぶりにラッセ・ランド(通称:ねぶた小屋)へ行ってきました。各団体のねぶた製作には大勢の人々が関わりますが、全て順調に仕上がっている様子。
今回の見学では、繊細かつ丁寧な作業が求められる『紙貼り』をしているところが多く見受けられ、関係者の人々は針金に糊をつけ一枚一枚和紙を張り合わせてはカッターで切っていました。
また、ある団体では照明の取り付けに余念がありません。なにしろ夜空に浮かぶねぶたの命である照明には、ひと一倍神経を使うと聞いたことがあります。電球の数の多さには驚きです!
また、ある団体では『書割(墨入れ)』作業をしていました。書割はねぶたにより躍動感をもたせる大事な作業で、太墨の線を書き込む作業では失敗は許されません。
最も作業がすすんでいるところでは、すでに『色付』に入っていました。
和紙が貼られ白地一色だったねぶたは、墨が入り色付けされることによってその姿が徐々に現われてきます。出来上がったねぶたを見るのも良いですが、毎日少しずつ変化していくねぶたを見るのはさらに楽しいものです。