ついに紅葉シーズン到来!
実は先週から紅葉を見に行こうと計画を立てていましたが、あいにくと天候の悪い日が続いたり予定が詰まっていたために少し遅い紅葉狩りとなりました。
目指すは八甲田山。ここは県内でもっとも早く紅葉する場所のひとつです。この日は青森市街地を出発するときから大きく雲が垂れ込め今にも雨が降りそうな気配でしたが、目的地到着の頃には八甲田山山頂付近だけがわずかに陽が射してきました。酸ヶ湯温泉の第2駐車場に車を止め、早速撮影開始。
(参考:酸ヶ湯温泉は国民保養温泉第1号に指定され、混浴の総ヒバ造りの千人風呂が有名)
昨年より少し色が薄いようですが、それでも十分に紅葉狩りを楽しめます。赤・緑・黄色に染まった木々の葉っぱが辺り一面を覆いつくし、その上にポッカリ八甲田・大岳山頂が頭を出していました。
続いて、酸ヶ湯温泉から国道103号を十和田湖方面へ向う徒歩10分の「地獄沼」へ。辺りを見渡しながらゆっくり散策すると、銀色に輝くすすきがキラキラ光ながら揺れ、道端には赤く染まった葉っぱが一葉自分を誇張しています。上を見上げるとななかまどの赤い実が青い空と白い雲の間に素晴らしいコントラストを描いていました。
地獄沼周辺の道路はすでに車の置き所なし。酸ヶ湯温泉の駐車場に止め歩いてきたことに一人満足(?)。
名所「地獄沼」では硫黄の臭いが立ち込め、その名のごとくなんとも言えぬ不気味さが漂っていました。(撮影時、厚い雲が垂れ込めて期待した色を写せなかったのが残念)
次は道路は挟んだ向い側にある「まんじゅうふかし」へ。「まんじゅうふかし」は屋外にある湯治小屋(無料)で、木箱の中にお湯が通っており、ここに腰掛けてお尻を温めるもので、子宝に恵まれるとか若返るといわれています。寒かったこともあり、とても気持ち良かったヨ!
小屋のすぐ後ろには川が流れており、その美しさはなかなかのもの。穴場に間違いなし!
最後は、酸ヶ湯温泉へ戻る道路沿いにある東北大学植物園(無料)へ。ここではいろいろな草木に名前の名札がつけられていて、とても勉強になります。意外と素通りする人が多いのですが、一見の価値あり。自然の美しい景色を堪能できますよ!
駆け足での紅葉狩りでしたが、自然の美しさに感動し心が洗われた一日でした。
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