何の記念日かというと、主人が事故に遭った日なんです。28年振り返ればあっという間でした。
上の子が2歳、下が1歳、私00歳、主人は4つ上でした。
稲刈りに行く途中、警報機のない踏切で特急列車と主人の運転する乗用車がぶつかりました。車は田んぼに飛ばされ、中にいた主人は車の中から引き出され、わたしが駆けつけたときは線路の横に横たわっていました。
頭からは血が治まることを忘れたように流れ、耳は半分に切れそうでかろうじてつながっていました。
地べたに横になっている主人がかわいそうでかわいそうでなりませんでした。
親戚の人に頼んで家から毛布をもってきてもらいました。
主人はうわごとを繰り返すだけでした。
救急車の中で「命に別状はないから」といわれ安堵したのもつかの間、病院での先生の言葉は信じられないものでした。
「ご主人は一生車椅子です。」
人生が180度変わりました。その言葉を実感するまで何年かかったことか。
今では遠い昔のことのようですけど。
今、上の子は2児の母、下は横浜でがんばってます。
みんなあの日の事故で人生が狂ってしまったにもかかわかずに....
あの時主人にかけられた毛布は何回洗っても洗っても血の色が消えなかったそうです。
上の子が2歳、下が1歳、私00歳、主人は4つ上でした。
稲刈りに行く途中、警報機のない踏切で特急列車と主人の運転する乗用車がぶつかりました。車は田んぼに飛ばされ、中にいた主人は車の中から引き出され、わたしが駆けつけたときは線路の横に横たわっていました。
頭からは血が治まることを忘れたように流れ、耳は半分に切れそうでかろうじてつながっていました。
地べたに横になっている主人がかわいそうでかわいそうでなりませんでした。
親戚の人に頼んで家から毛布をもってきてもらいました。
主人はうわごとを繰り返すだけでした。
救急車の中で「命に別状はないから」といわれ安堵したのもつかの間、病院での先生の言葉は信じられないものでした。
「ご主人は一生車椅子です。」
人生が180度変わりました。その言葉を実感するまで何年かかったことか。
今では遠い昔のことのようですけど。
今、上の子は2児の母、下は横浜でがんばってます。
みんなあの日の事故で人生が狂ってしまったにもかかわかずに....
あの時主人にかけられた毛布は何回洗っても洗っても血の色が消えなかったそうです。