ともちゃんの湯巡りと日帰り撮影隊の記録

公休日に出かけた先の温泉や風景をアップしてます。

告知

2005-06-20 22:07:00 | 日記
昨日の日曜日に秋田県車椅子連合会の春のレクレーションがおこなわれ、主人が参加しました。

去年、私が体調を崩して入院した時、隣の部屋に車椅子連合会に参加してらっしゃる方が入院されていました。

「どうなさったんですか?」と声を掛けると「胃を手術してね~」との返事。でも、見かけは全然、変わりありませんでした。

主人も話を聞いて「胃をとったそうだけど....」と腑に落ちない返事をしていました。


年が明けてまもなく、その方の訃報が飛び込んできました。
主人も私も絶句。どうして、あんなに元気そうだったのに.....


昨日、レクレーションから帰ってきた主人が教えてくれました。

胃を手術しようと開胸したところ、癌でどうにもならずに閉胸したのだそうです。本人は何も知らないまま亡くなったんだそうです。


私はもし、自分が癌になったら告知をしてほしいと常久思っています。でも、今回のことで主人はどう思っているのだろうと考えてしまいました。

思うように体を動かすことができないうえ、精神的な負担もあります。そのうえ、もし、癌になって告知をしたら主人はどうなるんだろうって。


車椅子で不自由な生活を余儀なくされているのに癌の告知なんかできないと思いました。

毎日、毎日、24時間、足の痛みを感じない日はないと言います。常に足の痛みと戦いっているのです。

体温の調整ができず、汗をかくことも出来ません。
体の半分が壊れている人に向かって告知なんか出来ない。


でも、本人が望んだら....

いつか、真面目に向かい合ってお話してみようと思います。




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