岐阜市議会も明日10日から19日間の予定で開催されます。
この6月議会や11月議会は、3月の予算議会や9月の決算議会と比べれば審議する議案も少なく、主な審議事項は条例改正や補正予算となります。通常であればよほど大きな争点がない限り、平穏な議会になります。しかし、このような議会時にこそ議員それぞれの考え方や要望を表明するいよい機会ではないかと考えています。議員であれば、問題意識を持ちまた多くの人と接したり情報収集することによって、「私たちの生活を少しでも改善したい」、「私たちの住む街をよくしたい」と活動しているはずです。各議員の議会質問を聞いていますと、それぞれの特徴や目指そうとする方向性が表れ、議会質問は形式的なものではなく、有権者の皆さんにとっての評価は議会質問に集約されるのかもしれません。もちろん、議員活動は議会質問のためだけに活動しているわけではなく、公の評価として言うならばそうした側面が大きいということであり、議員の評価はそれだけでもありません。結果を残さなければならないわけで、そのための活動のすべてが表にあらわれてくるのではないことは、いまさら言うべきことでもないでしょう。
来年4月の回線に向けて、今年一年は、議会改革、議員定数、議員報酬ほか政務調査費などの歳費の問題、議会の在り方など、議会に与えられた課題の議論の年です。議会の本質を見失わないオープンな議論をしていきたいと思っています。
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