ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」

2009-03-12 16:06:30 | 映画
「チームバチスタの栄光」に続く、海堂尊ミステリーの第2弾の映画である。舞台は東城大学付属病院。そして田口・白鳥コンビの再登場である。さっそく本日鑑賞してきました。

緊急救命センター速水センター長(あだ名がジェネラル・ルージュ)には、医療業者との癒着疑惑があるとの投書があった。リスクマネージメント委員長の田口医師の出番である。同時に厚生労働省の白鳥にも同じ投書が届いていた。

そして疑惑の医療業者の責任者の自殺騒ぎ。益々混迷を続ける病院内の動き。そして速水センター長の疑惑を正すリスクマネージメント委員会が開催される。そこで明かされる真相とは。

現在の我が国の緊急救命医療の現場で抱える問題点を、鋭く指摘している点は、ミステリーながら共感を覚えました。そして高速道路からタンクローリ車がショッピングセンターに転落、多数の患者が続々と運び込まれる。ジェネラル・ルージュのあだ名の真相が明かされると同時に、緊急救命の現場が再現され映画はクライマックスを迎える。

傍若無人ぶりの阿部、血を見るのが苦手の控えめな竹内、そして緊急救命に命を掛ける、夫々の持味を発揮した3人の演技が見ものである。

ドクターヘリの導入を置き土産にセンター長は他の病院に異動する。そのドクターヘリで病院に搬入された第一号の患者は?洒落たオチには笑ってしまった。

映画の出来は B クラスの上 娯楽映画として充分楽しみました。

映画館の看板からケイタイで

           




コメント (6)
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