ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「不毛地帯」の不幸な出来事

2010-03-12 12:03:47 | TV DVD
 今日もTVドラマのことである。昨夜のフジTVドラマ「不毛地帯」の録画を見ようとしたら何と録画がされていない。小生がほとんど専用にして見ている32型のBR-DE内臓型であるが、デスクを取り出して見たが支障が無いように思えた。そして念の為にフジTVのチャンネルに回してみたら、現在このチャンネルは放送されていませんと出る。リビングにあるTVではこのチャンネルは支障がなく写っている。

 馬鹿なと思いながら初期設定に戻り再度チャンネルを設定し直したらようやく元に戻っている。録画が出来なかったのはそのせいだった様だ。それなら録画設定の時点で分からなかったものか、気まぐれな機械にはどうも付き合いきれない。きっと現在、問題になっている「トヨタ車」の電子制御装置も同じようなバグが出るのではないのだろうかなどと余計な気を回してしまった。

 という訳で最終回の昨夜は見逃してしまったが、少々「不毛地帯」のドラマの感想を述べてみたいと思う。あの凄まじい社内の役員たちの主導権争いの顛末は随分大袈裟に描かれているように思えたが、小生の様に企業経営の中枢部門から遠かった者としてはさもありなんかなと思える程度である。ただ同業他社との抗争、政治家を巻き込んでの商戦は巷間で噂されているような様相であったことは想像出来るものである。

 ドラマの中では主人公の女性関係の話になるとどうも違和感が先にたってしまう。あれほど峻烈な経営観を持つのにと随分ともどかしい感じを抱いてしまっている。一面、先の第2次世界大戦における日本軍の参謀として参戦し、多くの国民を死なせた責任を痛感しながら、戦後の日本国の立ち直りに尽力した主人公の様な方の他にも、多くの方が居られたのではないかと思いました。

 このドラマも先の映画「沈まぬ太陽」と同様、山崎豊子さんの原作であるが、その原作で鮮烈に描かれている人物像が充分に表現できたのか、いささか不満が残るものでした。





コメント (4)
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