日曜日に大相撲初場所の千秋楽を迎え、横綱白鵬が6連覇を飾った。その優勝インタビューで白鵬自身の口から出た言葉に「巨人、大鵬、卵焼き」と言うのがあった。今場所の優勝で尊敬するかっての大横綱大鵬の記録に並んだことを素直に喜んだものだった。
このインタビューの言葉を聞いて、既にこの言葉を知らない日本人が多くなっているのは不思議ではないのであるが、モンゴル人の横綱の口から出たのが面白いと思ったのである。横綱白鵬は連勝記録を対比された双葉山や大鵬のことも含めて、日本相撲界の歴史を良く学んでいて日本人になりきろうとしているようである。
横綱白鵬は場所の取り組みでは独走する強さを見せるが、本人が述懐するように今場所には何度か危うい場面もあった。今は遠くなった「巨人、大鵬、卵焼き」の言葉で、自分自身の万全の強さを誇示して見せた横綱も、2場所連続で稀勢の里に敗れている。
大関以下の力士が力を付けて連覇阻止に挑む勢いがないと、益々相撲界の衰退を招く恐れもあるのではないかと危惧するのである。
このインタビューの言葉を聞いて、既にこの言葉を知らない日本人が多くなっているのは不思議ではないのであるが、モンゴル人の横綱の口から出たのが面白いと思ったのである。横綱白鵬は連勝記録を対比された双葉山や大鵬のことも含めて、日本相撲界の歴史を良く学んでいて日本人になりきろうとしているようである。
横綱白鵬は場所の取り組みでは独走する強さを見せるが、本人が述懐するように今場所には何度か危うい場面もあった。今は遠くなった「巨人、大鵬、卵焼き」の言葉で、自分自身の万全の強さを誇示して見せた横綱も、2場所連続で稀勢の里に敗れている。
大関以下の力士が力を付けて連覇阻止に挑む勢いがないと、益々相撲界の衰退を招く恐れもあるのではないかと危惧するのである。