高齢者講習の受講

　７０歳以上の運転免許証の更新のために義務ずけられている、高齢者講習を受講してきた。場所は公安委員会が指定している自動車教習所である。先ず所内に入ると、当然の如く係員に高齢者講習の受講申し込み書の記入を案内される。そこで受講料￥５.８００を支払い開始を待つ。今日の受講者は同じ年配の３名である。

　第１時限の８.４０～９.１０の間は受講概要の説明とビデオの視聴である。ビデオで高齢者の運転で留意すべき点が例示される。
　
　第２時限は９.２０～１０.２０で適性検査が行われる。先ずは視力検査である。動体視力検査、視野角度検査、夜間視力検査が順次行われる。る。視力は０.９で問題なし、さらに視野角度は１６９度と４７歳並みである。さらに夜間視力は１.０で、３０秒の眩惑照明後の回復時間は１１秒とＡランクで問題がない。さらに、シュミレーターによる運転適性検査があった。画面に提示される信号を見て、アクセルとブレーキを踏む反応を見るものである。状況の変化に対する反応と、複数の作業を同時に行う際の反応を見るもである。こちらは高齢者では普通ランクと判定である。

　第３時限は１０.３０～１１.３０で運転の実技である。指定された２通りの所内のコースを運転する。こちらもおおむね良好と判定された。

　第４時限は１１.４０～１２.１０で今回の受講の振り返りと、次回の７５歳以上の更新の際の講習予備検査（認知機能検査）の受講が義務ずけられること、さらにその概要の説明があった。その後は免許証の更新手続き等の説明を頂き「高齢者講習修了証明書」を受領して終了したのでした。

　更新日の一ヵ月前から、免許証の更新手続きが可能になる。早めに更新手続きを行っておきたいと思う。